こんばんは

品川区議会議員の

あべ祐美子です。

 

今年も残すところあと数時間。

新型コロナに振り回された1年間でしたが、

そればかりでもない

いろいろなことがありました。

 

ちょっと長くなりますが、

今年の手帳とともに

振り返ってみたいと思います。

 

【1月】

このころ、一番力を入れていたのは

党内の子育てプロジェクトチーム関連。

不妊治療の保険適用などについて

勉強会と議論が続いていました。

区内では

グラミン銀行の方々と一緒に

品川区内でフードパントリーをすべく

協力していただけそうなお寺さんに足を運んだり、

ご両親を亡くされた高校生を

未成年後見制度につなげたり、

保育園関係の相談多数。

高齢者介護関係のインタビュー取材をして

原稿を書いたりもしていました。

プライベートでは、

息子がセンター試験を受験。

 

【2月】

医療的ケア児の現状と

自治体としての対応について

都内自治体議員の集まりで勉強会を開催。

不妊治療の保険適用などを求める

要望書を厚労省に提出

(その後、閣議決定にまで至るとは

このときは想像しておらず。感動)

プライベートでは、息子の大学2次試験。

家族の仕事先で

ダイヤモンドプリンセス号の乗客の方々を

受け入れることになり、

新型コロナ感染の怖さをリアルに聞くことに。

家庭内はいろいろな意味で

ピリピリしていました。

 

【3月】

予算委員会では、

コロナ関係の質問や要望を多く取り上げました。

・コロナ休校で、すまいるスクールや、

放課後デイサービスの人員確保と委託費への反映

・すまいるスクールでの感染予防策

・区民集会所の使用料支払いをキャッシュレスに。

・オリンピックパラリンピックの延期や中止に備えたイベント等の見直し準備

目黒川等でのマイクロプラスチック汚染

・保育園入園申込2次選考の結果

・コロナ禍での文化事業支援や融資あっせん申し込みの延長

・災害時の避難所の感染症対策

学校でのリモート授業やリモート会議の推進

欠席連絡のオンライン化

・通学時の痴漢対策    などなど…

プライベートでは、

息子が第一志望の大学に合格。

コロナで入学式はなくなったけれど

まずはほっと一安心しました。


【4月】

緊急事態宣言に対応し、

区に対し、さまざまな形で要望・提案を行いました。

休校で給食がなくなったことによる

昼食代負担増分を、就学援助家庭に支援することを

提案し、予算化されたのはうれしいことです。

また、コロナ禍での妊婦さん保護の必要性を痛感。

SNSで声を集め、国会議員さんと一緒に

厚労省に要望を出したり、

NHKのディレクターさんに働きかけたり

(朝イチで取り上げてもらえました!感謝)

羽田空港での外国人や帰国者の入国時の実態を聞き

検査や交通手段の確保などについて

地方議員有志で厚労省に要望書を出しました。

緊急事態宣言下で

東京都の協力金申請の代行をしたり、

各種の国の支援策について発信したり、

生活保護申請に同行したり、

あっという間の4月でした。

 

【5月】

引き続き、各種相談に対応。

区内小中学校でのオンライン授業の実現に向けて

IT関係者と超党派区議会議員の勉強会など行いました。

5月の臨時会で、文教委員になりました。

また、一般社団法人倉橋惣三協会の設立を目指して

倉橋惣三のお孫さんや幼児教育研究者の方々と

打ち合わせを重ねました。

不妊治療の健康保険適用の検討が

国の少子化大綱に盛り込まれることになり大喜び♪

 

【6月】

連合東京や加盟の組合さんから

コロナ禍での子どもたちを支える寄付のお申し出をいただき

区内の子ども食堂や児童養護施設に繋ぎました。

国の定額給付金がなかなか届かないというお叱りが

各自治体に殺到したのもこの頃。

担当課と連絡を取ってブログなどで見通しを発信するとともに

他自治体での取り組み方法などを調べて担当課に伝えるなど

情報の中継ぎに多くの時間を割きました。

6月議会では、一般質問に立ちました。

しながわ区民応援給付金を基準日以降に生まれた新生児にも支給

医療関係者に続き保育士へのコロナ応援金給付

・区行政のオンライン申請やLINEアプリなどの活用

保健センターの人員強化とICT導入

避難所での複合災害対策と避難所としてのホテル活用

・配偶者暴力対策センターの周知

学校ICTの推進と、長期欠席の児童生徒の学びへの活用

・羽田飛行ルート直下の住宅への防音工事 などなど。

応援金の新生児への支給や保育士への応援金など

多くの提案が実現しました。

また、全国知事会が「9月入学」などと言い出したので

今の「案」がいかに現実不可能かということで

少々SNSの議論に参戦したのもこの頃です。

 

【7月】

都知事選に合わせて

隣の大田区で都議補欠選挙があり、応援に。

若い女性都議誕生を目指したのですが惜敗😢

医療法人の依頼を受けて

行政書士の立場から医療現場に関わりました。

この夏は、学生インターン2人を受け入れることに。

 

【8月】

区内の飲食関連会社の方をご紹介いただき、

区内外の児童養護施設や子ども食堂などに

食材をお譲りいただきました。ありがたいことです。

区内での障害者グループホーム設置に向け

オーナーさんと事業者さんのマッチングにも着手。

でも、学生インターンさんと一緒に

区内の外国籍児童の学習環境などを見学したり

国会見学などなど、インターンさんがらみの活動が

一番多かったかな。

 

【9月】

春から準備していた、目黒川&立会川での

マイクロプラスチック調査を、(株)ピリカさんに委託して

ようやく実施。環境に関心のある区民の方々や

他の会派の議員さんにも参加してもらいました。

分析結果は年末にまとまる予定。

児童養護施設の子どもたちが障害福祉サービスを受けるのに

制度上の壁が高いという話を現場コーディネーターさんから聞き、

改善に向けて勉強会を開催。

参加してくれた川田龍平参議院議員が

厚労省、文科省とのヒアリングの場を設けてくれました。

自治体議員側でも実態調査をすることに。

分身ロボット「オリヒメ」を使った

障害者雇用を試験実施するモスフードサービスさんの試みを

塩村参議院議員とともに見学、意見交換も。

下旬から区議会第3回定例会。

 

【10月】

区議会決算委員会。

・庁舎で使う電気の再生エネルギー利用促進

障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」への利用者満足度の高さと

不透明な事業者変更手続きについて

・子宮頸がんワクチン接種呼びかけの効果

・大井町駅周辺まちづくりC地区の進め方の見直し

コロナで収入が激減した子育て家庭向けの就学援助申請呼びかけ

等々について質問、要望しました。

いずれも、タイトルだけを書くとあっさりしていますが

その背景には当事者からの切実な要望や意見交換の積み重ね、

専門家との意見交換などを経たものばかりです。

区外では、北区にできた子どもの居場所「ピノッキオ」さんを、

食材提供してくれた企業の方々と共に訪問しました。

代表の川名はつ子・元早稲田大学教授は

長年、里親研究会を主宰されていた素晴らしい方なんです。

 

【11月】

不妊治療関連の法案に向けて、

地方議員有志で党内プレゼンに参加。

倉橋惣三協会関係で「幼児と教育」座談会に参加。

保育園移転に関する保護者要望や

八潮ワ―ケーションオンライン座談会も。

区内の子ども食堂さんの活動状況を調べるとともに、

荏原町の「ぬまフェス!」さんを訪ねました。

コロナで休学になった学生さんの奨学金をめぐって

水岡俊一参議院議員にご尽力いただきました。

下旬から区議会第4回定例会。

 

【12月】

医療的ケア児の保護者の方から

サービス内容の情報が少ないというお声をいただき

「ほわわ品川」さんを訪問、紹介記事をブログに。

訪問サービスの事業者さんからもお話を伺いました。

プラスチックリサイクルに関する打ち合わせは

来年に続く活動になりそうです。

10代で学ぶ機会に恵まれなかったお母さんたちの

学びあいの会をスタート

望まない妊娠を防ぐために、多様な避妊方法への

アクセスをよくするためのプロジェクトにも関わり始めましたが

実際に動くのは年明けからになりそうです。

23~25日には区議会臨時会が開かれ

羽田新ルートの賛否を問う住民投票条例案を審議しました。

私も賛成討論をしましたが、賛成18対反対21の僅差で否決。

半年以上に及ぶ住民の方々の活動の成果を実らせることができず

大変残念な思いを抱えての一年の締めくくりとなりました。

 

 

12月31日には、東京都の新型コロナ新規感染者は

1337人に。

 

いろいろなことがありましたが

誰もが多くのことに我慢を強いられた1年でもあったかと思います。

 

来年が、今年の分まで楽しめる1年になりますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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