おはようございます♪

品川区議のあべ祐美子です。

 

コロナ禍でも

活動を続けている

子ども食堂の一つ、

「ぬまフェス!!」さんに

先週、お邪魔してきましたよ。

 

子ども食堂の

品川区全体の状況はこちら下矢印

 

 

 

東急荏原町駅に程近い、

住宅街の一角にある

おしゃれなカフェ、

「La Vie Clair」が、

毎週火曜日の夜、

子ども食堂「ぬまフェス‼」に

変身します。

 

  (↑ お手伝いメンバーの賄い風景です)

 

・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

白と水色に塗り分けられた

北欧調の明るい店内。

小学生の子どもたちが

ミールボックスに

慣れた手つきで

ご飯とおかずを詰めています。

 
 
予約の数に合わせて袋に入れ、
区の社会福祉協議会を通して
提供された企業からの食材や
近所の方からいただいた
果物なども入れて、
受け取りにきたお母さんたちに
次々と渡していきます。
 
 
この日のメニューはビビンバ。
素材にこだわった手作りご飯で、
一食300円。
SNSを通しての予約制です。
 
 
オーナーは柿沼佳代子さん。
離婚して息子さんとともに実家に戻り
小さなサンドイッチ屋さんを開店。
応援してくれた地域への恩返しに、と
昨年9月、子ども食堂を
オープンしました。
 
「ぬまフェス!!」という
ちょっと変わったネーミングは、
子ども食堂を
”貧困”イメージで
とらえてほしくなかったから。
 
利用する家庭も
経済的に困っている家庭は
むしろ少ないそうです。
でも、時間も余裕もない
子育てをしているのは共通。
共働きでもワンオペ育児。
 
朝5時半から家事をしても
仕事を終えて迎えに行くと
夕飯ができる前に子どもが寝てしまう。
夫が医療従事者で全く休めず、
自分は毎日保育園2か所に迎えに行って。
夫が単身赴任。食物アレルギーへの対応。
でも子どもにコンビニ弁当を買うのは
気が引ける…
 
そんなパツパツの子育てをしている
お母さんたちに、
週に1度でも、きちんと作った
食事を提供して
ほっとする時間を
提供したいと柿沼さんはいいます。
 
 (右側が柿沼さん。隣はスタッフでもあるママ友)
 
実は柿沼さん自身も、
子育てで思い詰めていた時期があるそうです。
子どもの睡眠が安定せず、
1歳すぎてもまとまって眠れない。
夫は協力的ではなく、
保育園もなかなか入れず、
「精神的なコントロールが
できなくなっていった」と
柿沼さんは振り返ります。
 
「減らしたいのは虐待死。
子育ての辛さを少しでも
周囲が和らげることで
避けられるケースもあると思います」
 
本当に、そう。
私も実家が遠くてワンオペ育児。
時短なんて夢の夢。
相談窓口なんて悠長なこと言ってないで
あと一本の手が欲しかった…
 
品川区には
があるので、ぜひ活用してほしいのですが、
使えるのは生後半年まで、など
制限も多いのです。
子ども食堂も含め、
地域の中に、少しずつでも
支えてくれる場が増えていけば
いいなあ、と思います。
 
 
・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
 
 
そして住宅街の夜は
穏やかに更けてゆきました。