こんにちは!
 

11月に入って、新型コロナの感染者数が

全国的に急増してきました。

なので、

久しぶりに品川区内の感染状況をまとめました。

 

ベースにしているのは

品川区の保健所のデータです。

例えば品川区内の学校で1人

発症者がいたら、

濃厚接触者として検査の対象になった方は

品川区民でもそうでなくても、

品川区保健所のまとめにカウントされます。

 

それでは、さっそく

品川区保健所が発表した

11月8日時点の感染者まとめをお伝えします。

 

まずは累計感染者数です。

 

 

4月が突出して見えますが、

6月までは1か月ごとの合計です。

7,8月の第2波が収まって以降、

11月には再びじわり上昇傾向です。

 

 

次に、年齢・性別の内訳です。

 

 

相変わらず、20歳代、30歳代が多いです。

ただし、2カ月前下矢印 のグラフと比べると、

50歳代以降の割合が高まっていて心配です。

 

 

2

 

 

入院・療養者数は高止まり

 

陽性となった方の療養状態のグラフです。

赤白の斜線が入院、

紫が自宅療養、

水色がホテル等の療養、

緑が回復者

黒が死亡者数です。

 

 

 

累積が延びてきて、、

だんだんポイントの読み取り辛い

グラフになってきましたが…

入院者数、自宅療養者数は過去最多、

宿泊施設者も最多に次ぐ数字となっています。

 

医療機関や宿泊療養施設の

受け入れ態勢が進んだ面もあるでしょうが、

医療機関が相当厳しい状況に

あるだろうと、心配です。

 

陽性率も再び上昇

 

このグラフに出てくる検査者数は、

品川区の保健所や帰国者接触者外来センター、

区と医師会でつくるPCR検査センターでの検査数の合計です。

それ以外に、民間の検査機関での自費による検査が行われていますが、

区の保健所にその情報が集まってくるわけではありません。

 

区内で感染者が出た場合は、職場や学校まで

保健所が出向いて聞き取り調査等を行い

濃厚接触者の範囲を決めるなど大忙し。

医師の立ち合いも必要で、

長期化で現場が疲弊してきていると感じます。

 

 

 

 

区が地元の区医師会と連携して5月に開設した、

PCR検査センター

こちらも、想定より長期化しています。

 

10月の陽性率は8.3%、

11月はまだ数は揃っていませんが、11.3%と高い数字です。

 

 

今後、新型コロナの感染はさらに広がりそうな見通しです。

これは全国的、世界的な傾向なので、

専門家の方々の指摘通り、

季節・気候的なものが大きいのだと思います。

 

Gotoキャンペーンも何らかの

制限を検討すべきなのかもしれません。

 

もう一つ、

アジア・オセアニアの9か国・地域からの入国・帰国者に

11月から、PCR検査も陰性証明も不要とする

「水際対策の変更」が始まりました。
これにはびっくりえー?

 

相手国は日本からの入国に検査等を課しているので

相互主義というわけでもなさそうです。

往来を一部可能にするのは

必要な措置かもしれませんが、

なぜ検査をしないのでしょうか。

感染者の増加と

時期的に重なるのが、ちょっと嫌な感じです。