新型コロナの感染拡大が、区内外で続いています。

品川区保健所が発表した

7月24日時点のまとめのグラフでも、

この2週間の急増ぶりが分かります。

 

 

新規感染者は過去最多

まずは累計感染者数です。

 

 

先週1週間で59人増、

過去最多の伸びとなりました。

緊急事態宣言が出された4月上旬を超える勢いです。

 

 

次に、年齢・性別の内訳です。

 

 

若い世代が圧倒的に多いです。

7月3日のグラフと比べてみると、

この2週間の急増は主に、

20代、30代の増加だとわかります。

 

また、若い世代は他の世代に比べて女性の割合が高いです。

区内にも「夜の街クラスター」はあるのでしょうか。

この資料だけでは判断できませんが。

 

東京都は7月補正予算で、

夜の街の休業で新たに協力金を出すことにしました。

詳しい内容は近日中に

調べてアップしますね。

 

 

入院・療養者数はピークに匹敵

陽性となった方の療養状態のグラフです。

赤白の斜線が入院、

紫が自宅療養、

水色がホテル等の療養、

緑が回復者です。

 

 

 

入院者や施設療法、自宅療養者の数が、

4月のピーク時に匹敵する山になっています。

現在が第2波なのかどうかは

専門家の判断に任せますが、

4月当時のような体制を取らなければ

この山は、自然に減少はしてくれないかもしれません。

 

 

PCR検査の数は増えています。、

陽性率は10%弱で、ほぼ横ばいです。

 

 

 

 

 

区のPCRセンター、8月以降も開設

区が地元の区医師会と連携して5月に開設した、

PCR検査センター

陽性率は、7.4%と、高い状態にあります。

 

同センターは、7月末までの3か月間の予算を組んで

スタートしましたが、

今の状況では引き続き、補正予算を組んで

8月以降も検査を続けていくことになります。

 

緊急事態宣言が出たころは、

「今がまんすれば、夏ごろにはいったん収束するだろう」

という希望的観測が強かったと思います。

(私もそう思っていました)

 

このため役所でも、

学校や保育園、公共施設、

各種行政サービスなどは

ようやく再開、または再開の途上にあります。

 

けれども感染状況は緊急事態宣言中に匹敵。

再度公共サービスを止めるのか、

選択的に縮小するのか

それとも、「宣言が出ていない」うちはスルーするのか。

 

暮らしへの影響も推し量りながら

縮小できるところは縮小することも

私は必要だと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。