19日の品川区議会各常任委員会。

私は厚生委員会所属ですが、

文教委員会では、今春の保育園申し込み状況と

待機児童数などが報告されました。委員会資料によると、

 

申込総数は3988人で、前年度比483人増。

入園数は2813人で、前年度比89人増。

不承諾数は1175人で、前年度比310人増。

結果、待機児童数は13人。

 

13人?

年齢別待機児童数は

ゼロ歳児 0人  1歳児 1人 2歳児 10人 3歳児 2人

確かに認証保育所や企業型もあるし、

転入転出、育休延長もあるだろうけど…

2歳児が多いのは、ひろまち保育園閉園の影響か。

 

ゼロ歳児は公私立10園で定員に空きありだけど、

入園者の最低指数は、ほとんどの園で40以上、

1歳児のなかには、43とか45とかとんでもない数字も出てくるのに。

最低指数だよ?


そもそも、2月の答弁では、今春の申込数は4122人だったはず。

昨秋の幼児教育保育無償化の影響もあって、急増した。

1次不承諾1591人。2次枠約320人、認証定員約250人。

転園希望や育休延長を加味しても、500人近い相差があった。

 

保育園をあきらめた人、仕事の継続をあきらめた人も

少なくないのではないか。

「ずっと憧れてようやく就けた仕事なのに、続けられない」

「品川区は子育てにやさしいと聞いて引っ越してきたのに」

「おじいちゃんの代から住んでる大好きな品川で、保育園にも入れてもらえないなんて」

 

13とか500とか、それは単なる数字じゃない。

家族の日々の生活や仕事への思い、

保活の苦労やたくさんの悩みがつまった、

それぞれの親子が区内に数百組もいるということ。

 

この部分の情報がほしい。

 

ただ、品川区が認可保育園の新設に力を入れていることも確か。

来年4月には、新たに6園の開設予定も、報告されました。
詳細は、明日のブログで。