3年ほど前から舞台上の俳優や歌手の表情、立ち居振る舞いがなんとなくぼやけ、見えにくくなって来ました。年齢とともに白内障が進行したらしい。

 進み具合は専門医の診断では“中の中”とのこと。絶対に手術しなければならないほどではないのですが、美しい女優さんは美しい女優さんとしてじっくり見られれば、それに越したことはありません。

 9月2日、思い切って両眼とも白内障の手術を受けました。病院は秋葉原アイクリニック、執刀は赤星降幸先生。先生は、この病院と三井記念病院とで年間8,000例の白内障手術をこなされている由。“神の手”を持った国手です。

 先生が開発された「フェイコ・プレチョップ法」を用いると、これまで片目30~40分かかった手術が3~4分ですんでしまいます。

 手術名は水晶体超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入術といいます。

1)水晶体を包んでいる嚢に丸い窓を開ける。2)この嚢を残したまま水晶体の中身を乳化、吸引除去する。3)残した嚢の中にレンズを移植する。あっという間の出来事でした。

 視力が安定するまで2ヶ月かかるようですが、術後1週間の現在、青空がより鮮やかな青空として見えるような気がします。

 辞書のこまかい活字も以前より楽に読めるようです。これからの人生が楽しみになって来ました。


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ビルの1階のこの看板が目当てです。クリニックは3階。
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