『PLAYZONE’11 SONG & DANC’N』(企画ジャニーズ事務所、制作ヤングコミュニケーション)のフィナーレにぞくぞくっとなった。
レヴィユゥの華はフィナーレだが、これほど見ていて「だからレヴィユゥって楽しいんだよな」と実感した体験は、国内、海外を問わずいちどか二度あるかないかだろう(7月9日所見、青山劇場)。
 まずトップをつとめる今井翼ら24名の出演者たちが、白いスーツ、白いシャツ、白い靴と白づくめで登場し歌い踊る。最後、横1列に並んでポーズを決める。そのときの白いイメージの鮮烈なこと!
 全員、引っ込んだかと思うと、16~17段ある電飾の大階段がステージ前面にまでせり出してきて、こんどはオーソドックスな黒のタキシードに身を固めたボーイズたちの再登場となる。そう、このショウでは女性出演者はひとりもいない。なのに見事に華やかである。陶酔と興奮がある。
 最後の最後は大階段をそのままに、踊るメンバーはタキシードのジャケットを脱ぐ者あり、着たままの者あり、、、、。この景での紫色の照明が眩いばかりで美しい。3段構えのフォナーレとはまあなんと贅沢な。
 マイケル・ジャクソンの振付家として知られるトラヴィス・ペインらの創意と才能、ボーイズたちのダンス力にブラボーと叫びたい。


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                  青山劇場前の賑わい
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Schedule
【東京公演】 青山劇場 8月7日(日)まで
【名古屋公演】中日劇場 8月19日(金)~8月21日(日)
【大阪公演】 梅田芸術劇場 8月28日(日)~8月31日(水)
主なStaff
演出・振付/Travis Payne
演出補:振付補/Stacy Walker

総合監修 ジャニー喜多川

出演者
今井翼
屋良朝幸
A.B.C-Z
They武道
ふぉーゆー
“MAD”
Jr.A
中山優馬