阿部友子 -12ページ目

バレエ 「ドン・キホーテ」

 
 バレエを鑑賞。改装工事を終えたばかりの上野の文化会館です。
ボリショイバレエの演目は「ドン・キホーテ」

 ボリショイバレエが初演のこの演目は流石のお家芸で、選び抜かれたキャストで一流の舞台でした。主人公、恋人同士のキトリとバジルの踊りはもちろんのこと、脇役の公爵夫妻、キューピッド、森の妖精、ジプシーの娘…色彩溢れる様々な踊りに魅了されました。華麗な回転や跳躍…あんなに細くて。。。同じ人間ではない!

「ドン・キホーテ」だけあってそこここにフラメンコのようなスペイン風の調べが。官能的にしてキレッキレの動きに釘ずけになりました。

 歌舞伎鑑賞の時も感じますが、美しい形にビシッと決まったときの見事さは息を飲みます。


 日頃の鍛錬、基本の積み上げの上に各々の気持ちを乗せて、この感動が産まれるものだと感じました。形の踏襲…どのジャンルにせよ、偉大な伝統による「型」を守った上での自由な表現なのだと胸に刻んで会場を後にしました。