インド 3 | 阿部力オフィシャルブログ Powered by Ameba

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さーーー、本日は ニューデリー to アーグラー

新しい街へGOーーー^^

8時半起き、10時過ぎの列車だったので余裕を持ってチェックアウトし、ニューデリー駅へ向かう。
メインバザールの途中、チャイ&食べ物屋台で朝ごはん。(玉子トースト&チャイ)40ルピー^^普通に美味し。
いい朝を迎える事が出来た、とその時は思った。

30分余裕持って駅に到着。汽車が遅れてる事を発見!!!
10時過ぎの列車が午後1時出発になっているではないかーーー!!!
急いで駅の2階にある外国人ツーリストカウンターに行ってチケット変更してもらおうとしたが、そこでは変更ができないらしい。
まずは下の階にある26番窓口でキャンセルしてから、ここで取り直しと言われ、その通りに下の窓口に行った。
インド人がたくさん並んでて(並んでるというより窓口を囲ってる)。
何が何だかよく分からないうえ、他に旅行者がいないか見渡しても見つからない。

まずはチケットのキャンセルだ。
26番カウンターに並ぶ。
ガイドブックに書いてあるように、素直に並んでたら、いつまでたっても自分の番は回って来ない。
というか並んでる人がほとんどいない!
いつの間にか昔の中国の面影ような感覚になり、モラルという言葉を捨て、強引に窓口にチケットを突っ込んでいた。
カウンターの係員は女性だった。「女性なら親切なはず」と思い、期待度UP、、、が、一秒でその思いは消されてしまった。
「キャンセルしたい」と言ったら、無愛想に、「隣の窓口」と言われた。
えーーー、せっかく窓口までたどり着いたのに~、、、 隣かよ~~~。
それにしてもなんで上の人26番窓口って言ったんだよ!!
隣の窓口はしまっていたので、チケットをガラスに押して駅員に見せ、「キャンセル」と言った。そしたら違う女性が、またもや26番窓口と言って来た。
俺は、「26番窓口の人にこっちに来いって言われた」ってジェスチャーしたら、その女性は今度逆の隣の窓口に行けと指示をした。
しょうがないからまたその隣の列を強引に攻めた!
今度は髭を生やした大柄のちょっとぽっちゃりとした中年男性だった。
窓口近くになり、競うようにチケットを窓口に突っ込む。
強引に行ってみるもんだね^^勝ち取ったような気持ちになれる^^。
この窓口の隣にはもう駅員がいる窓口はないから、さー!おっちゃんなんと言ってくるか!
するとあっさり、「記入して~」と、紙を渡された!
おーーーーーーい!  アナログすぎるだろーーー!!!
キャンセルするにも、キャンセル用の記入用紙があったんだね!
表に出してないと分からないじゃないかーーー!
デリーtoアーグラー、アーグラーtoジャイプルの2枚分を書いて、今度こそと思いまた強引にチケットを突っ込む。
今度は何言われるのかドキドキしながら渡したら、なんと!!スムーズにやってくれたー^^
キャンセル料がかかってしまうらしく、デリーtoアーグラーは当日キャンセルだからおっちゃんが「フィフティーン」と言った。
まー仕方ない。
払い戻しして見てみたら、キャンセル料50%じゃないか!!!
だったらキャンセルしなきゃよかった!!!
俺の聞き間違いもあるかもだけど、でも確かに「フィフティーン」って聞こえたんだよな~。
ちなみにアーグラーtoジャイプルは16%くらいだった。
まーでもキャンセルが出来ただけでも、大きなことを成し遂げた感はあった。

さー、2階に戻ってチケットを取り直さないと。
2階にはちゃんと順番札があるので、強引に行かなくても大丈夫。
番号を引いて、「キャンセルしてきたぞ」と係員にアピールして待っていたら、さっき指示してくれた係員が、こっちを見ながら隣の駅員に何か話してる。
自分の順番はまだ来てないけれど、すぐに呼ばれた。
おーーー、先にやってあげてって話していたのかなーと思い、優しい人だー、とちょっと感動。

なんでキャンセルをしたんだって聞かれ、「出発が遅くなっていたからもっと早い時間帯の列車にしたかった」と伝えたら、後30分で出発しちゃう列車があるけど、お前は確かにそれに乗りたいのか!とものすごく真剣な顔で言われた。
それに乗るのは大変そうかもと表情で感じ取れたけど、「YES」と伝えた。
そしたらまず、アーグラーtoジャイプルのチケットを先に予約してくれて、「デリーtoアーグラーは」って聞いたら、「俺について来い!」と言われ、下の階の窓口の裏口から入って(さっきキャンセルで散々振り回されたところの中)、髭の生えたおっちゃんにチケットを至急取ってくれと頼んでくれた。そのおっちゃんも俺のことに気付き、「さっきキャンセルしたやつだ」って言って、呆れていた。
チケットを取ってもらっている間、窓口の外にいる人達が皆キョトーンとした目でっちを見ている。
チケットをもらい、連れてきてくれた係員がさらに案内をしてくれた。
荷物検査のところまで送ってくれて、汽車のホームと車両番号とシート番号を確認してくれて、「良い旅を」っと。
この人かっこいい! 感謝の気持ちであつい握手をした(俺からの一方的だけど^^)。
優しい人もたまにはいるんだなー。
この一連で感じたのは、インドの列車は時間通りに動かないらしい。せっかちな思いでいても日本みたいに移動手段を選択できる環境ではないから気長に対応することが一番。

列車は幼いころ中国にいたとき、何度か乗った事があって、好きだった。
インドでの初列車移動、楽しみー^^
乗車時間は3時間弱みたいだけど、自由席ではなく、インド初列車という事もあり、ちゃんと席を確保した方が安心だから、(SL)座席では2番目に安いチケットを取った。
無事乗車し、2段ベッドの上の席だったが、上は窓がなかったので下の席に座った。
下には物静かそうなインド人が座っていた。
彼は「寝るから上に行っていいか」と言い、逆に窓がある下の席の方が景色が見えるから俺は下にいると伝え、席を交換した。
車窓からの景色を見て、写真でも撮ろうと思ったけど、ほとんどゴミ、ゴミ、ゴミの景色だった。
結局写真も取らずにずーっとガイドブックとにらめっこ。
列車の中でも、食べ物や飲み物を売っている人が行ったり来たりで、物乞いもいた。
アーグラー近くになって、上にいた男性が、「アーグラーだよ」と教えてくれた。
列車はホームに入り、まだ停車していないのに男性は降りた。
テレビで見た事あるー、と思いながら自分もやろうと思ったけど以外とスピードが速かった^^。
無事アーグラー到着して一安心。
駅から出るとすぐに客引きにーちゃんが話しかけてきた。
ここはタクシーチケットを先に買ってから乗れると知り、自分が行きたいところのチケットを買い、インドでの初車タクシーに乗った。
運転手は前に日本人観光客の相手をしたらしく、日本の友達だと言って写メを見せてくれた。
確かに日本人2人と一緒に写っていた。
いろいろ案内するからと言われたけど、観光よりもとりあえず宿にチェックインしたかった。
じゃー明日1日タクシーチャーターして、いろいろ案内するよ、料金は1200ルピーと言われた。高いよ!
とりあえず電話番号を聞いて、必要だったら電話すると言って返した。
宿はまあまあだった。タオルは湿ってはいなかったからよかったけど、でも汚い。
まー安宿だし、こんなもんでしょ。デリーの宿よりはよかった。
宿のにーちゃんは「バザールでござーる」などちょっとした日本語を言ってよくわらう陽気な人だった。
部屋で洗濯して、屋台で夜ご飯を済まそうと思ったら、近くに揚げ物やっている屋台があって、
全く何が何だかわからないけどとりあえず注文した。




見た目も何が何だかわからないものが出てきたが





甘辛で意外と美味しかったし、食べ応えもあった。スパイスが美味しいね^^ 

宿の屋上にも小さいレストランがあった。
ビールでも飲もうと頼み、野菜を取っていなかったのでグリーンサラダも頼んだ。

隣のテーブルに中国語を話すおじさんが電話で家族と大きな声で会話していた。
話しかけてみたら、結構年配で中国の長沙から一人で観光に来ているらしい。

注文してから結構時間がたってから出されたグリーンサラダ!
うん、確かにグリーンだ! 
でもこれはサラダではないよね!? 
カットした野菜を綺麗に並べただけ!ドレッシングも何もない。
サラダというより野菜スライス?^^
ドレッシングはないのかと聞いたら、「ない!これがグリーンサラダだ!」と言われた。
しかたなく生野菜をぼろぼろ食べていたら、「ケチャップいるか?」って聞かれ、
ケチャップかー、まー、ないよりはあった方がと思い、もらった。

中国のおじさんがちょうど会計をしようとした時に、メガネをかけた青色のフリースとデニムのアジア系の青年が入って来て。
中国おじさんと面識があるらしく、しばらく中国語で会話をしていた。
ここに来ての以外。
中国人も結構インドに来るんだなーと思った。
青年に会計の金額が高いことを通訳して欲しいとおじさんが言い出した。
前の日はこれよりも豊富だったのに安かったし、今日はチャーハンとスープしかないのに高いと!
さすがおじさん、ねばるねー。
そもそもちゃんとメニューみないで注文してるからだろうなー^^。
それにしてもおじさん中国語しか話せないのみ、よく一人でインドに来たもんだと感心した。
結局メニューをみないで注文したおじさんがイヤイヤ納得して去っていった。

青年が注文を終えてから声をかけてみた。
そしたら青年も中国語を話す人がまだいるのかと驚いて興味を持ってくれた。
お互い自己紹介をして、これからの予定を話した。
彼の名前はJin。シンガポール人だ。中国語と英語が堪能。
写真が好きで、映画にも興味があるみたいだ。
彼は明日ジャイプルに行くと言った。
俺はその次の日にジャイプルに行くと言って、ジャイプルで会えたらまた会おうと連絡先を交換し部屋に戻った。
いろいろ体験した長ーーーーーーい1日だったーーー。
疲れたーーー^^