●あずきな/小豆菜とは
◆マメ科ソラマメ属

あずきな(小豆菜)は岐阜県の飛騨高山周辺で山菜の一つとして古くから親しまれているもので、正式な和名は「ナンテンハギ(南天萩)といいます。
ハギという名前が付けられてはいますが「萩」の仲間ではなくソラマメ属に分類されています。
ナンテンハギ自体は飛騨高山周辺でしか取れない訳ではなく、北海道から九州に至るまで日本中の野山などに自生していますが、食用にしているのはこの地方だけではないでしょうか。
この地方では若い芽を摘み取って食用にされ、茹でる時にアズキに似た香りがすることからアズキナと呼ばれるようになったとのことです。
同じ理由で同じアズキナと呼ばれている山菜に北海道の「ユキザサ」があります。
◆あずきな/小豆菜の特徴
成長すると50~90cmになる多年草ですが、食用として摘み取られるのは柔らかい新芽と蕾や花穂で、芽の先から5~7cmほどの部分です。

葉はとても柔らかく、さっと茹でて使う事が多いのですが、この茹でる時にアズキのような豆の香りが感じられます。
サッと茹でたものはクセがなくほんのりと甘みがあり、キヌサヤなどのサヤ豆のような風味があり美味しいです。

●あずきな/小豆菜の主な産地と旬
◆主な産地
ナンテンハギ自体は全国に分布し自生していますが、食用として収穫し販売までされているのは岐阜県の飛騨高山周辺だけと思われます。
4~5月にこの地方を訪れるとあちこちの農産物直売所やスーパーなどでも売られているのが見られます。
◆あずきな/小豆菜の収穫時期と旬
あずきなは春に延びてきた新芽を収穫しますが、収穫した後もさらに次の芽が伸びてきます。
また、花も食べることが出来き、収穫は7月頃まで行われるようです。
旬の時期は一番目の新芽の収穫時期で4月から5月となります。
●あずきな/小豆菜の選び方と保存方法
◆黄緑がみずみずしく葉がしおれていないもの
選ぶときは緑が美しく、葉が活き活きとしているものを選びます。
茎は根元に近くなる程固くなり、生育場所などによっては固過ぎるものもあるので、穂先5~7cm程のものが柔らかく美味しいです。
◆保存は冷蔵
すぐに食べないのであれば、乾燥しないように袋などに入れ、冷蔵庫の野菜庫に入れておきましょう。
●あずきな/小豆菜の美味しい食べ方と主な料理
◆調理のポイント
炒め物や天ぷらの場合は生のまま調理しますが、和え物やお浸し等は下茹でします。
生のままだと少し青臭みがあるのでお勧めはしません。

◆茹で方
沸騰している湯の中に泳がせるように1分程度茹で、すぐに冷水に落とします。
冷めたらすぐに引き上げてよく水気を切っておきましょう。湯に塩は加えなくても大丈夫です。
◆おひたしや和え物
さっと下茹でしたものをお浸しや、胡麻和え、酢味噌和えなどにします。ポン酢をかけて食べても美味しいです。

◆天ぷら
数本の芽をまとめて衣を付けて天ぷらにします。

◆炒め物
あずきなだけで炒め煮にしたり、パスタの具として下茹でしたものを仕上げに絡めても美味しいです。

◆汁物に
味噌汁やスープの具に加えても良いでしょう(^-^)

本日はこの辺で失礼致します(^-^)
今後とも宜しくお願い致しますφ(゜゜)ノ゜
