石破茂新首相は訪朝を急ぐ(朝鮮研究-245) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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西岡力救う会の会長が拉致被害者を幾人か帰して拉致問題の打ち切りを図ろうとしていると、北朝鮮側の真意を推測している。

南牛はそうは思わない。いわゆる政府認定の拉致被害者を一人も帰さない、と推察しているからだ。トランプ政権が誕生すれば、北朝鮮はノーベル賞を進呈する準備ができる。トランプはノーベル賞が貰えるならば、むろんそれは極東の安定と平和を保障するものだが、日本政府へ死亡した者を返せなどと言うよりも先に人道支援を行うべきだ、と言うだろう。岸田外交路線を継承するらしい、石破茂新首相に選択の余地はない。

北朝鮮との国交前に、先ず人道支援だ。人道支援とは水害で荒れた国土の復興だろう。主にダムの整備が急がれる。次に幾つもの河川の堤防整備だ。それにはセメント工場の近代化、麻生セメントの技術導入が緊急課題となる。麻生セメントへ巨額の国費投入となれば、麻生太郎最高顧問に笑顔を戻ってくる。

何れにしろ、石破茂新首相の訪朝はあると予測する。