暴力革命(日共史研究-53) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

安部南牛 | 朝鮮文化資料室

安部南牛が、朝鮮関係の本の書評を中心に掲載していくブログです。

マルクス主義の原理原則は武装蜂起による権力奪取です。レーニンはマルクス主義に忠実であったのです。

1999年、定年を前に南牛はメキシコへ飛びました。トロッキーの墓へ詣でたのです。マルクス・レーニン主義の忠実な使途・トロッキーへ敬意を表したのです。武装蜂起を掲げて行くと資本主義諸国からの反撃が強まる、とスターリンは考えたのでしょう。トロッキーとスターリンの違いは爪を隠すか、隠さないかの違いであったのです。

日本におけるアンチ・トロッキーの流れは、宮本顕治・不破哲三・志位和夫です。志位和夫は新日本出版社からマルクス・エンゲルスの本質は暴力革命では無い、様な解説書を刊行しております。

パリコンミューンをマルクスが如何に論じたか。失念しているのでしょう。イタリアなど西欧先進国では共産党が消えております。日本でも人権と民主主義の旗を掲げて行く政党なら、党名変更は避けられないでしょう。「日本共産党」名を消すしたないでしょう。