無償ボランティア(つくば市政展望-400) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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「農家をお手伝い 思わぬ収穫」

つくば市域での農家への無償ボランティア活動を、6月23日の『朝日新聞』紙は取り上げている。近年、つくばエクスプレス沿線の農業が注目され、そこへ東京から農家へ手伝いに見えている、無償ボランティア活動を話題にしている。農業を実体験する、見るでなく中に入って実体験する「観光」でもある。

つくばエクスプレス沿線は人口急増地域になったのは、東京まで1時間以内という事で通勤できるからだ。が、今逆現象で東京から農業実習の、無償ボランティアが増えて来ているという記事であった。

『朝日新聞』の記事から、それは谷田川流域だと推察された。谷田川は牛久沼へ流入する東西二つの谷田川がある。その二つの谷田川に挟まれた島名の台地をつくばエクスプレスは東西に横切っている。

この島名の台地に新たに居住して来た人々は、この島名の台地の風土と歴史に自然と興味を抱いくようになる。それに応えるのが鯉渕五郎右ヱ門の残した『島名村郷土誌』である。これは市長戦へ出馬する木村操氏が一度復刻している。復刻の効果か、木村操氏は市長に当選する。

いま、選挙での縁起の良さから復刻の動きが出ている。