半導体研究の第一人者の黒田忠広東大教授が熊本県立大学の理事長に就任した。TSMCが熊本県央へ進出して来る。進出中である。それへの受け入れ態勢であろう。
黒田忠広理事長は、半導体製造には大量の水を使うから、環境対策の構築が必要だと説いている。県央の地下水はTSMC側への供給へ、既に赤信号が灯っている。それにTSMCの廃水処理に問題が生じてくるだろう。第二の水俣病発生は避けねばならない。それには有り余る水のある球磨川水系からの導水は避けられない。
県を南北に貫く導水路建設へ、球磨川支流の川辺川のダム工事推進へ、黒田忠広理事長への構想と期待が大きく成る。