竹内対日共(つくば市政展望-384) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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87年はつくば市誕生の年だが、4月に竹内藤男県知事は4選を果たした。岩上二郎前知事に並んだ4選である。

3月23日、知事候補奈良達雄(共産党)の選挙事務所、放火され全焼。前年には共産党の街宣車のタイヤが焼かれる。選挙事務所に火炎瓶が投げ込まれる。

誰もこの日共への嫌がらせ、脅迫行為を竹内藤男県知事がやらせたとは思っていない。だが、日共の厳しい竹内藤男県知事攻撃が、知事を応援する一部の行為だと見る向きが多かった。

多選を重ねる県知事の力は強く、反対する力は弱い。せめて共産党に二議席を与えたい、が竹内藤男県知事施政下の声であった。

それだけに竹内藤男県知事の町村合併に異を唱えた沼尻民平谷田部町長の胆力を褒める県民は多かった。だが、竹内藤男県知事側から見れば、俺に反対する奴はアカだとなる。