学研労協外し(つくば市政展望-371) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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後藤田・竹内ラインの合併工作に学研労協外しがある事に、高野水道工事は気付かなかった。その裏返しに学研労協側には後藤田・竹内ラインのSDI研究への参画路線への徹底抗戦があった。この冷戦末期の攻防戦は、この後10年は続き、学研労協系の研究公務員を全て公務員から外すという国家戦略へ向かわせる。それほど根が深いというか、世界に例のないと指摘された博士号を持つ労働組合への対応は国家戦略を変えさせて行く。

そして木村操新町長の強引とも思わせる二町先行合併も色濃く学研労協外しが埋め込まれていた。その二町先行合併に、次に牢屋に入れられるのは俺か?と豊里町の野堀豊定町長は震えあがて合併参加へ動く。

桜村の倉田弘村長は事態の進展に驚く。倉田弘村長は、どうせ合併は桜村と谷田部町二町村合併で落ち着くだろうと高を喰っていたが、どうも風向きは違う、と気付く。桜村の共産党票の動きを抑える事に竹内藤男県知事が傾注していることに気付く。

学園のアカを少数派にする合併話であった事、木村操新町長の「白人とインディアン」の例え話が説得力を持って4町村合併に進展する。筑波町などはどうでも良い、となって行く。反応の遅い筑波町民も未舗装の町道の多さの解消を考えざるを得なくなる。