流水型ダム(川辺川旅情-25) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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吉松啓一村長、再選まずまずのおめでとう。

人口が4千人を切り、村の特産品は熊本県一の茶、葉タバコ、四浦コンニャク、鮎では先細りでしょう。葉タバコの先行きは暗いでしょうから、ここは何か考えるべきです。

九州球磨郡相良村といえば、今年になってからでも『朝日新聞』紙に再三取り上げられております。人口4千人を切る村が、あの大朝日の全国版に再三取り上げられることは、川辺川があるからです。日本一の清流と言われる川辺川が村内を流れているからです。

4月13日の『朝日新聞』紙には、「川辺川ダムの環境 知事評価」という記事が出てました。一端ダム建設を中止させた蒲島知事が、今度は「命と清流を守るダムに限りなく近づいている」として新たな流水型ダム建設への方針転換を受け入れている模様が報道されております。

吉松啓一村長、流水型では相良村が全国に誇るべき清流の水が売れませんよ。いま、水が最大の商品なのです。

スーパーに行けば富士山、南アルプスと水が売られております。「清流川辺川」は日本一ということで、商品価値は高いのです。洪水時に貯めるだけの流水型が村を潤すか?吉松啓一村長考える時ですぞ。