NHK対策へ(川辺川旅情-24) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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先日NHKは清流として紀州の古座川を特集していた。日本を代表する清流として古座川にカメラを入れるのであれば、川辺川も取り上げて貰いたい。

古座川は河川長は40Km、流域面積356K㎡である。川辺川は河川長61km、流域面積542K㎡である。河川長も流域面積も古座川の1.5倍もある。それに川辺川は日本一とされる川水の清浄さが売りだ。

今朝の『朝日新聞』紙は、菊池川の上流のダム整備が緊急課題だと報じていた。熊本県央のこれから予測される飲用水不足対策だ。

菊池川は河川長71km、流域面積996K㎡である。河川長は遜色ないが、流域面積は菊池川が倍近い。だが、菊池川の大半は熊本平野を貫通している。広いのは当然だ。つまり、ダムの作れる上流部の流域面積は狭い、集水できる範囲が狭いということだ。その点、川辺川は全流域が集水地域になる。そして清水である事は折り紙つきだ。

熊本県は県央地域の水不足対策に川辺川ダムの建設の再検討が迫られている。利根川の水に頼る東京のことを考えると川辺川は県内なのだ。

先ず、NHKへ依頼して川辺川の四季の映像を作成することから、あの県知事はやるべきですよ。