神経障害性疼痛の範囲

 

ここを読むと、神経障害性疼痛の範囲は、僕が思ってたよりも広い。ここでは、坐骨神経痛、頸椎症に伴う神経障害性疼痛、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害に伴う痛み、の4つが解説されている。 一番目と四番目は罹患者も非常に多いはず。

 

無論、三叉神経痛も神経障害性疼痛です。

 

  TCH による歯の痛みのメカニズム

歯科医でもらった プリントに書いてあることです。

https://www.jda.or.jp/pr/pdf/asahiruban/asahiruban_vol35.pdf

 

たとえば、歯には何も疾患はないのに、仕事の後に食事を始めると歯が痛むというケース。

 このプロセスは、仕事中のTCHで歯が圧迫される

歯を支える歯根膜の血流が悪くなる

食事で急に血流が戻る

歯は過剰に敏感になる

噛んだだけで痛みを感じる、ということになります。

 長く正座をした後に立ち上がると、足が痺れるのと同じ状態で、血流が安定すると歯痛もなくなります。

歯根膜の血流に不規則性が生じ、神経にノイズが入ってしまうが故の痛みでしょう。 (この過程で炎症は生じていませんから、侵害受容性疼痛ではありません)

 

僕の場合は、歯医者に行く前は、明け方寝床にいて、しくしくと痛みが続きましたが、 その時にもこのような歯根膜の血流の不規則性が生じていたのかもしれません。