①カルシウム薬
・成分名(商品名)
・L-アスパラギン酸カルシウム(アスパラCA)
・リン酸水素カルシウム
❒飲み薬と注射があるが骨粗治療に使うのは飲み薬のみ
➁女性ホルモン
③SERM(サーム)
・ラロキシフェン(エビスタ)
・バゼドキシフェン(ビビアント)
④ビタミンD3
・アルファカルシドール(アルファロールカプセル)
・エルデカルシトール(エディロールカプセル)
・カルシトリオール(ロカルトロールカプセル)
❒腸からカルシウムが吸収されるのを助ける。
ビタミンD3は魚やきのこ等に多く含まれている。
⑤ビタミンK2
・メナテトレノン(グラケー)
❒納豆や緑黄色野菜に含まれる
骨吸収を抑制
食後に飲まないと効かない
「ワルファリン」服用者は
「ワルファリン」の効果を弱めるため
同時服用は不可
⑥ビスホスホネート
・アレンドロン酸(ボナロン、フォサマック)
・ミノドロン酸(ボノテオ、リカルボン)
・リセドロン(アクトネル、ベネット)
❒ビスホスホネートとは特定の化学構造を持った薬の総称
破壊細胞の働きを弱めて骨折を予防
予防効果は研究で確立済
破壊細胞に取り込まれ身体に長期間留まる性質がある。
毎日、週一回、月一回飲むタイプあり
飲み方に細かな制約
極めて吸収されにくい薬なので、起床後直ぐに水道水で飲みその後30分は絶対横にならない事(ミネラルウォーターは不可)
食道に付着すると潰瘍や炎症を起こす
副作用は顎の骨が壊死する「顎骨壊死」
歯を抜くなどの歯科処置の時は歯科医師にビスホスホネートを服用中と伝える事
歯科での治療が必要になった時は
ビスホスホネートは休止となる
⑦副甲状腺ホルモン
・テリパラチド(フォルテオ)
❒インスリン注射の様に1日1回
自分で身体に注射するもの
効果は高く特に骨折の危険性が高いと
考えられるケースで使用
一生の間に24ヶ月(2年間)だけしか
使用出来ない。
⑧抗RANKL抗体薬
・デノスマブ(プラリア)
❒骨粗鬆症に対するデノスマブは
6ヶ月に一度、病院での注射になる
半年間効果が持続する薬だが顎骨壊死
の副作用には注意が必要
薬が抜ける(半年かかる)まで歯科での
治療が出来ない
カルシウム濃度が低くなりやすい為
必ずカルシウム補充薬を一緒に使う。
骨粗鬆症の治療薬は
長期服用が必要な上に制約も
沢山あります
それに薬価が高い薬ばかりなので
費用も馬鹿になりません
まだ他にも色々な薬はあると
思います
書き上げた副作用を読まれて
怖いと思われるかも分かりませんが
作用もあるから効果が
得られてるんだと思ってます(^.^)
長々とお読み頂き
ありがとうございました🍀