2016年12月に
自転車から降りる際
足先が自転車に引っかかり
腰からズドーン😱😆

なんと!!
胸椎第12番を圧迫骨折して
しまったんです
58歳の時😥

自宅での療養中に
骨粗鬆症を調べて書いたブログが


6年経った今も
皆さんの目に止まる事があって
時々アクセス数がぐんと
上がります


自分が忘れないようにの
記録でもあるけど
何かしらでも皆さんのお役に
立てているのかな
↓↓
 



長期になる骨粗治療も6年
これからの治療をどうするかを
決める大事な時期に入った事もあり

もう一度治療で使われてる薬を
調べてみる事にしました



  ①カルシウム薬

・成分名(商品名)


・L-アスパラギン酸カルシウム(アスパラCA)

・リン酸水素カルシウム


❒飲み薬と注射があるが骨粗治療に使うのは飲み薬のみ




  ➁女性ホルモン


・エストラジオール(ジュリナ)
・エストリオール(エストリール、ホーリン)

❒この薬は不足したホルモンを補充することを目的としたもの
骨密度を高め骨折予防効果はあるが血栓リスク・乳がんリスクを高める。
脚や腕の痛み腫れ、息切れ、胸痛


  ③SERM(サーム)


・ラロキシフェン(エビスタ)

・バゼドキシフェン(ビビアント)


❒➁の女性ホルモンを改善した薬
➁の薬は長期服用には安全性に不安が多いため③SERMが開発された

何かと言えば、骨では女性ホルモンの一種エストロゲンと同じように作用し
一方で乳房においてはエストロゲンの働きを弱める効果がある

これにより骨を丈夫にする効果を残しつつ乳がんのリスクは回避できる
➁と同様血栓のリスクには注意が必要


  ④ビタミンD3


・アルファカルシドール(アルファロールカプセル)

・エルデカルシトール(エディロールカプセル)

・カルシトリオール(ロカルトロールカプセル)


❒腸からカルシウムが吸収されるのを助ける。

ビタミンD3は魚やきのこ等に多く含まれている。



  ⑤ビタミンK2


・メナテトレノン(グラケー)


❒納豆や緑黄色野菜に含まれる

骨吸収を抑制

食後に飲まないと効かない

「ワルファリン」服用者は

「ワルファリン」の効果を弱めるため

同時服用は不可



  ⑥ビスホスホネート


・アレンドロン酸(ボナロン、フォサマック)

・ミノドロン酸(ボノテオ、リカルボン)

・リセドロン(アクトネル、ベネット)


❒ビスホスホネートとは特定の化学構造を持った薬の総称

破壊細胞の働きを弱めて骨折を予防

予防効果は研究で確立済

破壊細胞に取り込まれ身体に長期間留まる性質がある。

毎日、週一回、月一回飲むタイプあり


飲み方に細かな制約

極めて吸収されにくい薬なので、起床後直ぐに水道水で飲みその後30分は絶対横にならない事(ミネラルウォーターは不可)

食道に付着すると潰瘍や炎症を起こす


副作用は顎の骨が壊死する「顎骨壊死」

歯を抜くなどの歯科処置の時は歯科医師にビスホスホネートを服用中と伝える事


歯科での治療が必要になった時は

ビスホスホネートは休止となる



  ⑦副甲状腺ホルモン


・テリパラチド(フォルテオ)


❒インスリン注射の様に1日1回

自分で身体に注射するもの

効果は高く特に骨折の危険性が高いと

考えられるケースで使用

一生の間に24ヶ月(2年間)だけしか

使用出来ない。



  ⑧抗RANKL抗体薬


・デノスマブ(プラリア)


❒骨粗鬆症に対するデノスマブは

6ヶ月に一度、病院での注射になる

半年間効果が持続する薬だが顎骨壊死

の副作用には注意が必要


薬が抜ける(半年かかる)まで歯科での

治療が出来ない

カルシウム濃度が低くなりやすい為

必ずカルシウム補充薬を一緒に使う。





骨粗鬆症の治療薬は

長期服用が必要な上に制約も

沢山あります

それに薬価が高い薬ばかりなので

費用も馬鹿になりません




まだ他にも色々な薬はあると

思います



書き上げた副作用を読まれて

怖いと思われるかも分かりませんが

作用もあるから効果が

得られてるんだと思ってます(^.^)




長々とお読み頂き

ありがとうございました🍀