こんにちは
おかやん♪です。




骨折したら骨折の治療さえ
していればいいのだと思っていた。

骨折と骨粗鬆症は関連があり
骨密度の低下が影響しているとは
漠然としか知らなかった。
それが『病気』だとも知らなかった。
骨って一度出来上がってしまうと
その後は変わらないものだと思ってた。

なんて、無知なんでしょう。


今更ですが…私なりに調べてみました。




🔶原因🔶

骨密度は女性の場合18歳位がピーク。
その後40歳代半ばまでは
ほぼ一定を維持し
50歳前後から低下していく。
加齢によって骨密度が低下するのは

「女性ホルモンの分泌減少」
「腸管でのカルシウム吸収が落ちる」
「カルシウムの吸収を助ける
ビタミンDを作る働きが弱くなる」

などの理由があり

閉経前『女性ホルモンエストロゲン』
により骨からカルシウムが
溶けだすのを押さえてくれていた
ものが閉経期を迎えて
ホルモン分泌が低下することにより
押さえてくれていた力が弱くなり
閉経後急激に骨密度は減っていく。


🔶骨の新陳代謝🔶

古くなり劣化した骨はメンテナンス
されて日々新しい骨へと生まれ
変わっている。

これを骨の新陳代謝。
「骨のリモデリング(骨改変)」ともいう。

健康な骨では
骨吸収(骨を壊す働き)
骨形成(骨をつくる働き)
のバランスがつり合っているが

骨粗鬆症の骨では
骨吸収(骨を壊す働き)
がどんどん早くなり
骨形成(骨をつくる働き)
のスピードより上回ってしまい
骨が作られるのが遅くなる事に
よって骨がスカスカになり
もろくなる。


🔶症状🔶

★以前より身長が低くなった
★背中や腰が曲がってきた
★背中や腰に痛みを感じる
1つでも当てはまれば骨粗鬆症の
可能性がある。


4センチ以上身長が縮んだ人は
積極的に骨密度検査やレントゲン検査
を受けることが推奨されている。


🔶骨密度検査🔶

DXA(デキサ)法
 X線を使い測定
 全身の骨を測る事ができる

超音波法
 かかとの骨に超音波をあてて測定
 
MD(エムディ)法
 X線を使い骨とアルミニウムの
 濃度を比べる事により測定


症状が無くても40歳以上になったら
定期的に検査をした方が良いらしい


🔶血液・尿検査🔶

血液・尿 骨代謝マーカー検査

 骨の新陳代謝の速度がわかる。
 骨吸収(骨を壊す働き)を示す
 骨代謝マーカーの高い人は
 骨密度の低下が速いので
 骨密度の値にかかわらず骨折の
 危険性が高くなる。



🔶治療🔶

薬物治療
食事療法
運動療法
それぞれ並行して行い骨強度を
高めていく。


※薬物治療※


①骨吸収(骨を壊す働き)を抑制する薬

女性ホルモン製剤(エストロゲン)
ビスフォスフォネート製剤
カルシトニン製剤
SERM(サーム)
デノスマブ(抗ランクル抗体薬)

②骨形成(骨を作る働き)を促進する薬

活性型ビタミンD3製剤
ビタミンK2製剤
テリパラチド(副甲状腺ホルモン)

③その他

カルシウム製剤




※食事療法※


カルシウム・ビタミンD・ビタミンK
など積極的に摂る。
カルシウムとビタミンDを同時に摂る
ことで腸管でのカルシウム吸収が
良くなる。
また、たんぱく質の摂取量が少ないと
骨密度低下を助長する。

①カルシウム

牛乳・乳製品・小魚・干しえび
小松菜・チンゲン葉・大豆製品

②ビタミンD

サケ・ウナギ・サンマ・カレイ
しいたけ・キクラゲ・卵

③ビタミンK

納豆・ほうれん草・小松菜・ニラ
ブロッコリー・キャベツ



控えめにしたい食品
避けたい嗜好品

スナック菓子
インスタント食品の頻繁な摂取
アルコールの多飲
カフェインを多く含むコーヒー
の多飲
タバコ


※運動療法※


骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が
活発になり強くなる性質がある。
散歩や階段の上がり下がり。
ウォーキング・ジョギング
エアロビクスなどが骨折予防に
有効な運動。


🔶骨粗鬆症の定義🔶


骨粗鬆症は「骨密度が低下して骨折
しやすくなる病気」とされていたが
人によって骨質に違いがあることが
明らかになってきました。
そこで、骨粗鬆症の定義は
強度が低下し骨折しやすくなる
骨の病気」と改められました。
つまり骨粗鬆症は骨密度の低下と
骨質の劣化、その両方が影響しあって
骨折リスクが高まる病気といえる。



※いいほね.jpホームページから抜粋※