楽天証券、女性限定セミナーで「自分年金」は「今」「すぐ」備えを | ネット証券について考えるブログ

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楽天証券、女性限定セミナーで「自分年金」は「今」「すぐ」備えを

  楽天証券は1月23日、東京ステーションカンファランスを会場に、女性限定セミナー「自分年金で賢く老後に備える方法」を開催した。19:30スタートで、21:00までのセミナーだったが、約70人の参加者は最後まで熱心に講師の話を聞いていた。

  楽天証券は2010年3月に、ファイナンシャルプランナー(FP)の竹川美奈子氏を講師に迎え、投信のセミナーを開催して以来、女性の関心が高いテーマを扱う女性限定のセミナーを開催している。今回の「自分年金」をテーマにしたセミナーは、2012年7月に開催し、好評だったので、改めてテーマに掲げて2回目を開催した。特に女性は、結婚、出産など、選択するライフステージによって必要な資金も大きく変わるため、女性ならではの資産形成の考え方や具体的な備え方について焦点を当てた講演内容になった。

  今回の講師は、FPの山崎俊輔氏が公的年金の現状と、老後の資産づくりのポイントという総論を担当した。また、アライアンス・バーンスタインの土山和順氏が、資産運用の基本とターゲット・イヤー型ファンドについて解説した。

  山崎氏は、公的年金制度の現状と課題について解説し、「公的年金で基礎的な老後の出費をなんとかまかない、足りない部分は自分で補うという現実的なアプローチで、老後への備えを始めましょう」と語りかけた。その上で、「まず、3000万円を自分で用意する老後資金の目標において、『今』、『すぐ』準備を始める必要がある」とした。また、老後資金準備の3箇条として「シンプル」、「続ける」、「崩さない」とし、「長期戦を前提として『絶対に負けられない戦い』であることを前提とした戦略が必要になる」と注意を促した。

  また、土山氏は、「自分年金作り成功のヒケツは、長期に投資し、投資先を分散することにある」と運用の基本姿勢について、実際のマーケットデータを用いながら解説した。さらに、年齢に応じて資産配分を保守的に変更することは、資産形成で大切なこと」と語りかけ、米国で確定拠出年金の主流になっている「ターゲット・イヤー型ファンド」の特徴を説明した。また、楽天証券が取り扱っているターゲット・イヤー型ファンドとして、アライアンス・バーンスタインが運用している「財産設計」シリーズを紹介。「ターゲット・イヤー=退職を迎える年に合わせたファンドを積み立て購入していくことで、自動的に保守的な運用に切り替わる資産形成が可能になる」と説明していた。

  楽天証券では、引き続き、女性限定セミナーも含め、投資家のニーズに応えるセミナー等を実施し、情報提供に努めていくとしている。

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