妊活記録-閉所恐怖症のMRI(1)-の続きです。
手に握らされてた「何かあったら押してください」のコールボタンを連打
すると…
モニタールーム?みたいな隣の部屋に移動し、さぁ検査始めるぞと準備していた看護師さんが、
MRIの中に聞こえるマイクで話しかけてくれました
その時、自分が何を言ってたのかよく覚えてませんが、とにかく外に出たい旨を必死にアピール
ムリムリムリ…助けて
冬なのに恐怖で全身汗だくになり
呼吸が苦しくなり、過呼吸気味に
私はこの初めてのMRI検査を受ける瞬間まで、自分が閉所恐怖症だとは知りませんでした
なので、看護師さんも、何事かと驚きながら出してくれて…本当に申し訳ない
看護師「どうされました?!
あら!こんなに汗かいちゃって…」
気持ち悪いです
心臓バクバクで吐きそうです
看護師「一度、固定してるもの外しましょうか?」
お、お、お願いします…
(一度と言うか、これ絶対ムリなやつ…
どうしよう…)
そのまま、もう無理そうです…と伝え、先生にも看護師さんにもご迷惑をおかけしながら、
片手だけ外に出すのはどうかしら
鏡で外の景色を見ながらなら大丈夫かしら
散々ご迷惑おかけした挙句、
片手をバンザイした変な体勢で何とか受けれました
(通常は手を体側にし、手と体を一緒にマジックテープみたいなものでぐるっと固定)
画力が、あまりにも酷い
分かりづらいイラストですみません
黒いのが私です
手先に鏡握りしめて、窓の外見てました
頭の先っぽと右手だけ、機械から出させてもらうと…
さっきまでの恐怖が嘘の様に無くなり、その後は何もトラブルも無く、静かに診察を受けることが出来ました
どうやら体の一部が外に出てれば、安全だと認識出来るみたいです
優しい先生と看護師さんの臨機応変な神対応のお陰で無事に検査を受けられて、感謝
恐怖症って、不思議ですね
ただ狭い筒状の機械に入ってくだけなのに
そこに居たら、そのまま息が出来なくなってしまう恐怖に襲われました
そんなこんなで、何とか検査が終わった後は、もうグッタリ
心も折れて暫く座り込んでました
34歳にもなって、お恥ずかしい
そんなこんなで、同じく閉所恐怖症の方
もしくは、MRI直前に閉所恐怖症デビューしちゃった方
検査する場所や機械にもよると思いますが…
方手を挙げての受診をお勧めします…
私は2度目のMRIも、この手法で平和に乗り切りました