熱海せかいえ、に宿泊。
このホテルは高級旅館ふふを運営するカトープレジャーグループが経営。
この会社は、つるとんたんも経営。
実はホテルを知る上で経営母体、オーナーが大事で、運営会社なのか、オーナーなのかにより、色が出てくる。
例えばリッツ・カールトン日光は東武鉄道がオーナーで、その前はプリンンス日光のオーナーであった東武鉄道がプリンスを切って、リッツ・カールトンと提携し、建て替えてリッツ・カールトンに運営させていると、私は考える。
シェラトン横浜は相模鉄道がオーナーだし、シェラトン都東京は近畿日本鉄道、インターコンチネンタル横浜、ピア8は西武の美術館がオーナーだし、メズム東京はJR。
マリオット修禅寺や、東京マリオット、リッツ・カールトン東京は森ビルがオーナー。
そんな感じでホテルを評価してみると、リッツ・カールトンだからとか、シェラトンだからとか、よりも、やはり鉄道系やビル運営系オーナーの出資によるホテルの設備は同ブランドの経営母体の底力にもよるなあー、と考えるようになった。
その点で、マリオットグループが直営のホテルはほぼ無く、お陰でコロナ禍でも黒字決算したのも頷ける。
よって、リッツ・カールトン基準をクリアしないと看板は頂けないが、TOTOなのか、INAXなのかまでは問わないと思われる。しかし、経営母体次第でリッツ・カールトン日光の様に少しケチったりと、調度品に差が出て来て真の目利きには通用しないのでは無いかな?
当然、シェラトン都はフレッシュオレンジジュースが朝食で提供されるのに対し、インターコンチネンタル東京ベイがミニッツメイトである事の様な差が出てくる。
で、せかいえに話を戻す。
ふふも、せかいえもKPGがオーナーでは無いのか運営だけなのか調査中ではあるが、とりあえず初めて行くグループなのでしっかり見てみよう。
城ヶ島京急ホテルがふふに建て変わる様だが、オーナーは京急だろう。
土地は皆売りたがらない。特に鉄道系は。
で、チェックイン。
車は2人でお出迎え、バレーパーキング。
フロントの待ちソファが一杯で、隣のレストランの席に通される。
2時45分に行って、6組待ち。1番混む時間帯。
ウェルカムドリンクが10分後に出てきて、更に10分待って部屋に案内。
3時前から部屋に次々案内。ここが高級旅館の分岐点。合格。3時まで待たす旅館はその段階で高級でない。悪い代表が星のリゾート。
荷物はカートで担当が館内案内しながら運搬。
フロントは4階。
崖に立つので、3階、2階が客室。
他に真の金持ちが泊まる月の道棟があるみたい。
ペントハウス月の道には部屋に鉄板焼きコーナーがあり、料理人が部屋まで来て夕飯を頂けるプランも有る様子。
で、私の部屋は2部屋しかないスイート。
フロント棟
スーペリア10室、48平米
スイート2室、78平米
月の道棟
プレミアム月の道8室、58平米
スイート月の道3室、78平米
ペントハウス雲の波1室、123平米
ペントハウス月の道1室、147平米
月の道棟はレストランも別の様子。
まあ、プレミアム月の道なら、フロント棟のスイートの方が良いだろう。
で、フロントから一つ下の3階へ。
私の部屋は7号室。
プレミアルームが1.2.3.5.6.号室、角部屋が7号室。
部屋に入ると玄関、そしてトイレ。
奥に先ず居間。全ての部屋に掛け流し露天風呂完備。
冷蔵庫はアルコールも含め全て無料。ボトルのウィスキーは別。
コーヒーメーカーはネスプレッソ。カプセルの量は半端ない!横浜ランドマークのホテルはカプセルが2つしかなかったのを思い出す。
素晴らしい❗️
テレビにはVODも標準。携帯なども同期出来る。
映画は嬉しい。
で、奥に寝室。
トイレはINAX。
で、大浴場へ。
部屋に露天風呂があるからか、露天風呂は無い。
是非改装の際には導入を。
サウナは嬉しい。個人的にはスチームサウナが好きだが。
素晴らしかったのは、湯上がり場。
ビールまで無料提供とは!
素晴らしい❗️
で、夕飯。
いきなり寿司天の一押しマグロ! みたいな、先付け。
相方は無いなあーと言っていたが、私は五感を刺激して良かったが。
他、内容はまあまあ良かった。もう少し食材の予算を。
で、映画みて就寝。
朝は5階屋上のラウンジへ。
中々の眺望。
コーヒー、紅茶はご自由に。
で、朝食。
サラダから始まり、鍋。
ご飯は、夕飯も朝食も釜炊き。
釜で炊いた風におひつ代わりに釜を使う嫌らしいホテルもあるが、ここはキチンと釜炊き。
チェックアウトは11時。
バレーで会計中に車をセット。
窓まで拭いてくれるのは、リッツ・カールトン日光以来。
総評。
せかいえは源泉掛け流し露天風呂が部屋に付いている、ラグジュアリーな高級温泉旅館です。
立ち位置は、強羅花壇、あさばの下に位置し、赤沢迎賓館の上でしょう。
また今度は月の道棟で来たいと思います。
ふるさと納税で。