9月22日は秋分の日。通常練習がありました。やっと気温が30℃以下になったけれど、少し蒸し暑かったです。
当日は参加者11名で、1対1等の基礎練習の後、多めにゲームをやりました。

休憩の時に他のメンバーと往年のサッカープレイヤーについて雑談をしたので、おかげさまでいろんな選手のことを思い出しました。中国人選手だと元ガンバ大阪の賈秀全は皆の記憶に残っているでしょう。賈とCBコンビをして1980年代の中国サッカー全盛期を支えていたのは元富士通の高昇で、彼は後に日本に定住して息子の高宇洋を日本に帰化させ、現在FC東京の主力選手まで育て上げたんです。
1980年代を中国サッカーの全盛期だと言える理由は、その時代にアジアカップ準優勝とソウルオリムピック本戦進出といった実績がある故にだけでなく、10代の私も含むサッカーをやっている人数が非常に多かったという印象は強いからです。その大きなサッカー人口と市場のおかげで、中国は1994年からプロリーグが発足したんです(Jリーグよりたった1年遅かっただけ)。
しかしその後さまざまな原因で、中国のサッカー人口が減っていました。一人っ子政策のせいとか、貧富格差から生まれた受験戦争のせいとか、莫大な投資があるため八百長が横行したとか、利益追求のため育成を放棄したとか、羅列したらキリがないです。
とにかく2000年~2020年頃のサッカー人口が乏しく、一番少なかった年は7000人ほどでした(ちなみに日本はその間はすでに5、60万人の規模に達して、現在は90万人だそうです) 。
ま、言いたいのは、先日のWカップアジア最終予選日本vs中国戦の7:0というスコアは、両国のサッカー人口の差を如実に反映したものだということです。ここから10年、中国サッカーが東南アジアに追い越される運命になるのに違いないと思います。

ただ代表を応援しなくなった自分は、ほぼ毎週ボールを蹴って楽しんでいます。
これからは涼しくなりますし、皆さんもどんどん練習に参加しましょう!