第二章 北の大地、北海道での出会い

          一

それから約三カ月後の十月十二日(水曜日)十時頃、(いい日旅立ち、山口百恵)、勇と美穂は羽田空港から飛行機で稚内空港へ。到着後、バスに乗って宗谷岬(宗谷岬、千葉紘子)を見学。見学後、バスに乗って稚内駅(稚内ブルース、鳥羽一郎)に行き、ノシャップ岬を見学してから駅前のビジネスホテルに泊まった。

翌日の朝、勇と美穂は稚内駅から特急列車に乗って旭川駅(旭川恋の町、細川たかし)に行った。旭川駅に着くと、石北本線(石北本線、多岐川舞子)の特急列車に乗って網走駅(網走番外地、高倉健)に行った。それから列車に乗って知床斜里駅まで行き、駅前の旅館に泊まった。

         二

十月十四日(金曜日)の朝、勇と美穂は世界遺産の知床(知床旅情、加藤登紀子)を見学するため、斜里バスターミナルからバスに乗って、ウトロ温泉バスターミナルに行った。そこから今度は観光バスに乗り、ブユニ岬(但し、車窓から)と知床峠、さらに知床五湖と知床自然センターを見学して、ウトロ温泉バスターミナルに戻って来た。そして、バスと列車を乗り継いで摩周駅に行き、駅前のホテルに泊まった。

その頃、宇和島にいる伸幸は、浜田食堂で良一や綾子たちと一緒に、伸幸とゆかりが北海道に行くことや、三階建ての家などについて話し合っていた。

 

         三

十月十五日(土曜日)は勇と美穂が、お目当ての摩周湖(霧の摩周湖、布施明)と屈斜路湖に行く日である。この二つの湖は、“大草原の渡り鳥”のロケ地になった場所で、勇と美穂は摩周駅前からタクシーに乗って先に摩周湖を見学し、それから屈斜路湖も見学した。

見学が終ると、勇と美穂は摩周駅に戻り、摩周駅から釧路駅(釧路の夜、美川憲一)を経由して札幌駅(恋の町札幌、石原裕次郎)に向かった。

同じ日に伸幸とゆかりは、広島空港から飛行機に乗って羽田空港へ。そして、羽田空港から釧路空港に行った。釧路空港からタクシーに乗って釧路港を見学した。そこからバスに乗って釧路駅へ、釧路駅から列車に乗って摩周駅に行き、駅前のホテルに泊まった。

 

         四

十月十六日(日曜日)の朝、勇と美穂は札幌駅から函館本線(北海道函館本線、三橋美智也)の列車に乗って小樽駅(小樽のひとよ、鶴岡雅義と東京ロマンチカ)まで行き、小樽市内を観光した。観光後また小樽駅に戻り、函館駅行きの列車に乗った。小沢駅で途中下車して泊発電所を見学してから、また列車に乗り、“ギターを持った渡り鳥”のロケ地である函館(函館の女、北島三郎)を目指した。

同じ日に伸幸とゆかりも、勇と美穂と同じように、摩周駅前からタクシーに乗って先に摩周湖を見学し、それから屈斜路湖も見学した。見学が終ると、伸幸とゆかりは摩周駅に戻り、摩周駅から釧路駅と苫小牧駅を経由して函館駅に向かった。

 

          五

十月十七日(月曜日)の朝、函館山では勇と美穂の老夫婦、伸幸とゆかりの若いふたり(北原謙二、ご当地ソングではありませんが特別推薦曲です)の出会いが待っていた。“ギターを持った渡り鳥”のオープニングで登場する駒ケ岳をバックに写真を撮った勇たちは、路面電車に乗って五稜郭公園に行った。

すっかり意気投合した勇と美穂、伸幸とゆかりは、再び“赤い夕陽の渡り鳥”のロケ地である会津磐梯山で会うことを約束して、五稜郭公園前で別れた。本編に出てくる(立待岬、森昌子)を追加します。

なお、お勧め曲として本編に出てくる三都市の釧路、小樽、函館を歌った(北の旅人、石原裕次郎)と、札幌、大阪、長崎を歌った(中の島ブルース、内山田洋とクールファイブ)。そして、本小説のモデルになっている小林旭の“渡り鳥シリーズ”にちなんで(ソーラン渡り鳥、こまどり姉妹)、(北酒場、細川たかし)、(北の宿から、都はるみ)、(石狩挽歌、北原ミレイ)などです。

その3に続く。

キンドルにて電子書籍出版、著者名 成瀬 ひろし、価格 554円