今日も苦笑い -23ページ目

薄れゆく記憶の中3

僕は、何分か廊下に待たされた。

教室の中から首を横に振りながら友達二人に両手を引きずられながら恥ずかしそうに彼女は廊下に出て来た。

そんな光景を見て僕は、何んだか自分が彼女を好きで女友達に呼んで来てもらったように思え何んだかバカくさく思えた。

「今日からあなた達、友達ね!握手して」

同じ中学の女に言われた。
僕は、キョトンと?マークを頭の上に付けたように右手を出した。
彼女も恥ずかしながら右手を出し軽く握手した。

僕は訳が解らなくなった。
僕の事好きなら「好き」って言ってもらいたかった。

「友達って…なんだそりゃ?」

頭の中でツッコミをいれた。

彼女と携帯電話のメールアドレスを交換してそそくさと会話もせず彼女の顔も恥ずかしくて見れずにチャイムが鳴り教室に戻った。

自分の教室に戻ると周りから、ひやかされて嫌だった。

その日の四時間目の社会科授業中に彼女からメールがきた。

-うち、佐々木有子 よろしくね

僕は机の下で携帯を隠しながら
-俺、仲村晶 こちらこそよろしくね

そうメールを返信した。

続く?

薄れゆく記憶の中2

僕は、廊下に連れ出された。

教室を出て廊下を挟んで三階につながる階段がある。

その階段に女が二人座っていて、僕を指差し「あいつ、最近調子こいてるよね…殺す?」笑いながら喋っていた。
僕は、「殺す」、なんて平気で言える世の中になったんだなぁと思った。
それと同時に人生を真っ当に生きて死ぬより、後ろからナイフで刺されて死ぬも悪くないとも思った。

制服の袖を引っ張られながら階段に座ってる女二人を睨んでタンの絡んだツバを吐いた。
「超キモー」

そんな声が遠くから聞こえた。

僕は鼻で笑った。

不意に制服の袖を引っ張っていた同じ中学の女が一年三組の教室で急に止まり、僕は転びそうになった。

「ちょと待ってて、今呼んでくるから」
同じ中学の女はそう言い教室の中に入って行った。

僕は廊下に待たされ、なんだか、恥ずかしさのあまり、この世から消えて無くなりたいと思った。

続く?

薄れゆく記憶の中

僕は、二階の教室のベランダに出て、誰もいない校庭を空ろな目をして眺めてた。

高校に入って三ヶ月経っていた。

中学生の時誰かが、僕の入学する、高校は不良が居るとか言って言たので、毎日、入学するまで身体を鍛えていた。

でも、いざ入学してみると、確かに不良はいたけど、僕を睨んだり舌打ちするだけだった。

想像してたより、ガッカリだった。

「晶ーちょっと来てー」教室の入口から僕を呼ぶ声がした。

僕は、振り向き僕を呼んだ女の方へ行った。
「何んすか?」
僕を呼んだのは同じ中学のあまり話した事の無い女だった。

「あんたに、紹介したい子がいるんだけど、ちょといい」

僕は、嫌な予感がした。
少し顔が赤くなったのが自分でもわかった。
僕は、制服の袖を引っ張られ強制的に廊下へ引っ張られた。

続く?