こんにちは!


我が家には、5歳と3歳の男の子がいます。

小さいころから、ふたりはさまざまな病気を経験してきました。


腸躁症、尿道炎、蕁麻疹、手足口病(腸病毒)、突発性発疹(玫瑰疹)、中耳炎、副鼻腔炎、新型コロナウイルス、そして日々繰り返す小さな風邪…。

そのたびに、私たち親も子どもたちのケアについて、少しずつ学び、成長してきました。


今日は、台湾での子どもの風邪ケアについて、私たち家族の体験をシェアしたいと思います!





まずは「ウイルス性」か「細菌性」かを見極める!



子どもが風邪の症状を見せたとき、私たちはまず「ウイルス性か細菌性か」を判断するようにしています。


ウイルス性の場合


  • 鼻水、咳、喉の痛みが見られる
  • 時には39度近い高熱が出ることも



このような場合、まずは家に常備している解熱剤を使って、子どもの活動力を観察します。

熱が下がった後に元気があれば、翌日にクリニックへ連れて行くようにしています。


インフルエンザやコロナウイルスなどの迅速検査は、発症から24時間以上経ってからの方が正確な結果が出るため、すぐには検査をしません。


ウイルス性の風邪の場合、ほとんどが対症療法(症状を和らげる薬)だけで自然に回復します。

ただし、発熱が72時間以上続く場合は、必ず再診を受ける必要があります。




細菌性の場合


  • 症状はウイルス性と似ていることもある
  • ただし、黄色や緑色の濃い鼻水が出るのが特徴
  • 発熱は37度〜38.5度の間が多い



細菌性の疑いがある場合は、できるだけ早く病院に連れて行きます。

細菌感染の場合、医師から抗生物質が処方されます。


台湾では法律により、抗生物質は一度に3日分しか処方できないため、必ず再診が必要です。

その際に、子どもの症状も再チェックしてもらいます。


また、抗生物質によって下痢をする子もいるため、服用中は注意して観察するようにしています。





生後3か月未満の赤ちゃんの発熱は特に注意!



ちなみに、生後3か月未満の赤ちゃんが発熱した場合、一般のクリニックでは対応できず、大きな病院へ紹介されます。


大病院では、


  • 血液検査
  • 尿検査(導尿による採取)
  • 髄液検査(腰椎穿刺)



これらを行い、細菌感染の有無を徹底的に調べます。


検査内容を聞くだけで、親としてはとても胸が痛みますが、赤ちゃんを守るためには欠かせない大切な手順です。






最後に



子どもの病気は、親にとって本当に心配が尽きないものです。

ですが、経験を重ねるうちに、少しずつ冷静に対応できるようになってきました。


焦らずに、しっかりと子どもの様子を観察すること。

そして、必要なときは躊躇せず、医療機関に相談すること。


これからも、台湾での子育て体験を、少しずつシェアしていきたいと思っています!


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪