今日、ロッテが日本一になりました!


おめでとうございます、千葉のみなさん!


思えば、僕が生まれてこのかた、千葉のスポーツチームが優勝するのを見るのは初めてな気がします。

絶対なにかしらで優勝はしてるはずですけどね。


とにかく、今年のロッテは強かった!


あの阪神にあれだけ大差をつけて勝つとは思いませんでした。


今年のロッテは、何か一つ先の時代の野球を見せてくれた気がします。そういった意味で、このロッテの優勝は、プロ野球改革元年の今年を象徴しているといってもいいのではないでしょうか。

今後プロ野球界は、ロッテを見本としたようなチーム作りを志向していくことでしょう。


ロッテというチームを見ていると、不思議に思うこと、魅力的なことがたくさんあります。

今ここで、その一部を挙げてみましょう。


まず、球場に行って一番に目を引くのは、応援です。


ロッテの応援は、メガホンを使いません。

外野席の応援団は、全員ユニホーム姿で拍手で応援します。首からはタオルを下げ、全員一緒にこれを掲げたりします。


これはメジャーの監督であるバレンタイン監督の就任にあわせて、鳴り物を使わないメジャー流の応援で盛り上げようという方針で始まったものだそうですが、この応援、メジャーというよりもなにか他のスポーツの応援に似ていませんか??


そう、サッカーです。みんなでタオルを掲げて声をだして歌をうたって応援するのはサッカーでよく見られる応援の風景です。

ロッテの応援は、サッカーの応援にそっくりなんです。


サッカーでは観客のことを「サポーター」といいます。観客が選手たちを支えているという意識が強いのでしょうか。対して野球では、「サポーター」という表現はほとんど使われず、「ファン」ということが多いですね。観客は外から見て、選手たちに憧れを抱くだけにすぎないといったような印象を受ける言葉です。観客と選手との間の距離感を感じます。


ロッテのファンは、まさにサポーターです。なにか選手とファンとの間を強く感じるのです。

これはロッテというチームが全国区のチームではなく、地元ファンが多いからそう感じるだけかもわかりません。しかし、少なくとも僕の目には、地域密着型の素晴らしいチームだなと、そう映るのです。


みなさんは千葉マリンスタジアムに行ったことがあるでしょうか??僕はないのですが、この球場は、特徴的な強い風が吹くんです。海の近くにある球場ですから、当然です。


ロッテのアンダースローで有名な渡辺投手の変化球は、この風を利用して曲がっていると言われています。信じられますか??これだけ自分の球場の「地の利」を生かしているピッチャーはいないでしょう。


バッターも、この風を計算に入れて、長打狙いをせずに、全員センター返しを心掛けています。マリンスタジアムは広い上に逆風が強いので、めったにホームランは出ないのですね。これがマシンガン打線ならぬマリンガン打線と呼ばれるロッテのつなぎの野球の源になっているのかもしれません。


ともかく、ロッテは、千葉という土地、人に支えられて成り立っている球団であるということができるのではないでしょうか。


それと、もうひとつ、ロッテというチームの特徴は打順です。


今まで日本の野球では伝統的に、打順はほぼ毎試合固定して組まれていました。

4番といったらチームの主砲の象徴と考えるのは、野球を少し知ってる人なら当然でしょう。


しかし、驚いたことに、今年ロッテはレギュラーシーズン136試合で、なんと125通りものオーダーを組んだのです!これは今までの常識ではほとんど信じられないことです。ほぼ毎試合打順を組み替えているということですから。


バレンタイン監督がどういった基準で打順を決めているのかはかなり疑問ですが、これには素人目で見ても大きな効果があるということが予測できます。


まず、なんといっても、一軍にいる誰もが毎試合に出れるチャンスがあるということで、選手の緊張感と競争意識を高めることができます。今までのようにほぼ毎試合オーダーが固定された状態では、控え選手のモチベーションは当然下がってしまいます。

また、レギュラー選手のマンネリを防ぐこともできます。常に一試合一試合新鮮な気持ちでバッターボックスに立てるのです。


言うなればロッテは、選手全員がレギュラーであり、全員が主役であるというチームを作ったのです。

当然チーム層の底上げにもつながりました。


このように、ロッテのチーム作りはとても新しくて画期的なものでした。

そして、今年見事に「日本一」という結果を出しました。


来年のプロ野球界は、おそらく多くのチームがロッテを見習って、真の全員野球を目指してくるはずです。

特に古田ヤクルトなんかは見物ですね。

秋期キャンプで早速「ダブルポジション制」なるものを始めているようですが、これもとても面白い試みだと思います。


来年は、今年の野球改革がよりはっきりしたものになってくるでしょう。

もしかしたら、セリーグにもプレーオフ制度が導入されたりするかもしれませんね。

もう少し改革が進むかもしれません。


一野球ファンとして、今からとても来シーズンが楽しみです。


あと改革すべきは、巨人戦のTV放送でしょうか!?


結論:とにかく、巨人が勝てばいい!TV放送は、民放でやらなくても、うちにはスカパーがあるからいい!

  (はい、とってもジコチュー・・・。)