ゲーム大会。
それは、「企画」という役職に課せられた1年でもっとも重要な任務、と言っても過言ではない。
1年生なんぞは、企画という役職は知らなくとも、
「ゲーム大会で前に出てなんかドンパチやる人」
と言えば通じるのではないかと思えるくらい、ゲーム大会とは企画の真骨頂であり、企画の代弁なのである。
裏を返せば、ゲーム大会をうまいことできない企画は、「企画失格」の烙印を押されかねない。
それだけプレッシャーのかかる大一番である。
そもそも、何十人といる若者たちの前に出て、なにかを仕切るということ。これがいかにハードでシビアな作業であるかは容易に想像がつくであろう。
「無事」に終わらせるだけなら、誰にでもできる、かもしれない。
そこで、いかに場を盛り上げるか。一体感を生み出すか。それこそが、企画者の腕の見せ所といえる。
ゲームとは、終わってしまえば一瞬である。しかし、その一瞬のために、膨大な構想と準備がなされている場合も少なくない。
企画者は、さしずめ、花火職人だ。花火が開くほんの一瞬。その一瞬の輝きのために、試行錯誤を惜しまない。
「当日には、企画の仕事の90%は終わっている。でも、残りの10%をいかに輝かせるかによって、見てる人たちの印象は大きく違ってくる。」
そんな大きな仕事を半日後に控えて、僕はこの日、目を覚ました。
と、前フリしておこう。
へー、ゲーム大会って、大変なんだー
くらいの了解は得たことにしておこう。
んで、まずこの記事の主旨を、ここで述べておいた方が今後のためだと思うんで、述べときます。
ぶっちゃけ、弁明ですね、はい。
ちょっとテキトー感が否めなかったですねー、今回のゲーム大会は。
えーと、とりあえず、ゲーム大会の準備段階の模様からお話ししますね。
あれはいつでしたか、企画会議しました。Nぞみさんちで。こんときは、まあそれなりにだらけてはいたんすけど、それなりにゲーム考えてたりしたんすよ(←何よりもまずこの文章がだらけてる・・・)。
んで、
「あとは俺が適当にアレンジしとくわ」
と、まるでプロミュージシャンのような、「俺はゲーム大会のスペシャリストだから」的な調子ぶっこき発言をかました僕ちんは、その企画会議で出た案を書いた紙を持って、自宅へと帰ったわけです。
それを最後に、僕はその紙を見ることはありませんでした・・・。
はい、失くしました。
しかも、それに気づいたのは8月15日・・・
って、夏合宿前日やん!!
こういうときこそ、まさに「終わっとる」という言葉がピッタリ。自分終わっとります。
この日は徹夜でゲーム大会の準備・・・の予定だったんですが、もうふて寝ですよ。
ABC的弁明その①
「紙なくした。」
でも、なるようになる!!
これこそが僕のポリシー(?)
もう一度、なるようになる!!
8月16日朝、とりあえず5時半頃起床。
今日はDごくんが僕んちまで企画道具を車で取りに来てくれる予定。んでもって、そのまま一緒に車で合宿地まで向かう予定。
Butしかし、肝心の企画が全くもってあやふやなこの段階で、一体何を車に詰め込めばよいものだろうか・・・。
言ってみれば、僕は今、荷物の取捨選択ができない。
否、捨ができない。取はできる!
そんならいっそ使えそうなもん全部持ってったらよかろーもん!!
というわけで、驚くほど一杯になったDごカー。よくこんなに入ったものだ!少し感動。
肝だめしのことなんかも考慮し、仮装道具も(野村)満載でお届けします。
後部座席からは、怪しげな中国仮面が後続車を見つめる。こ、こわいっす・・・。
あきらかに無駄なものを詰め込みすぎたDごカーは、午前8時半ついに僕んちを出発。
あー、合宿前っていつでも
「なんか忘れ物してないか??」
って不安になるけど、こんなに不安な出発は、近年稀に見ますね。
ABC的弁明その②
「初日。」
でしょ、ゲーム大会って。だから、合宿初日はいつも僕、生きた気がしないんですよ。練習中とかもずっとゲーム大会のこと考えてるし。
逆に初日が終わるとかなり楽チンでロマンティック傍観者モードに突入できるんですけどね。
とにかく、初日は毎回かなりテンパってますよ。
さて、Dごカー内で、早速テンパるABC。
お得意の「やべー」連呼。
お得意の「は?どうでもいいし!」Gのマネ連発。(振り付き)
お得意の、車内で熱唱(ミスチル)(かなり迷惑)
で、なんだかんだで一応ゲーム大会で何をやるかは決めた。さすがプロ!ただ歌ってるだけじゃない!
Butしかし、いかんせんモノがない!!
こんなに荷物積んでんのにバカみたいだけど、ゲーム大会で使えるのは氷山の一角(誤用)で、ほとんどがぶっちゃけゴミ!ただの気休め!飲み会前の「ウコン」みたいなもん!
なので、買出しだ!行くぞ、ドンキ!!
ってここもう群馬なのね・・・。さすがのドンキもこんな山奥までは進出してないかー。
そりゃそうよね。僕らもそろそろ「ドンキ離れ」しないとね。いつまでもドンキにばっか頼ってはいられないし。
と、ここで僕の目に飛び込んできたのは・・・
2キロ先「100円ショップ ダイソー*」
き、きたーーー!!!
*ダイソー:人気の100円ショップ(ひゃっきん)の最大手(ABC調べ)。東京、神奈川の百貨店やスーパー内に多くの店舗をかまえている。品揃えはかなり豊富で、ブランドにこだわりさえしなければ、たいていの日用品はここで揃う。ドンキとともに、買出しに愛用。ちょっとした小物を買うなら、ドンキより便利でお得☆
神様が、否、仏様が僕のために用意してくれたように、そこにはバカでかいダイソーがありました。
このとき僕はどれだけ安心したことか。
今まで僕の頭につきまとっていたモヤモヤとした不安感は一掃され、そして僕は確信しました。
これで、いける!
しかもダイソーの隣にこれまたバカでかいスーパーがあったので、そちらでもお買い物。
いやー、嬉しくってついつい長居しちゃいましたね。ダイソー最高!!
これ読んでくれてるAプリ2年生諸君は是非覚えといて。来年の夏合宿でも絶対にここ使ったほうがいいよ。マジ品揃えは完璧だから。
あ、来年から夏合宿の宿変わるんだっけか。そしたら意味ないか。
まあでももしまた来年も使うようならゼヒ!沼田インター出て左にしばらく行ったとこ。通り道だからわかりやすいはず。
って、長居しすぎたわ、ボケ!これじゃ練習開始(13時)に間に合わないやん!
ま、いっか、ちょっと遅れるくらい。
って、この車ボールも積んでるやん!やばいやん!
ひたすら山道をとばすDごとDごの車。応援する僕。
なんとか13時ちょうどに僕らは宿舎「ペンションいしづか」到着。
ふー、なんとか間に合ったって感じですな。
まずは部屋に大量の荷物を運び込むというけだるい作業。
と、ここで気づいたこと。
「今年人数多くねーか??」
そうなんです。いつも企画部屋として使用していた部屋が今年は使用できないらしい、つまり、それだけ人数が多いってことなんですね。
ABC的弁明その③
「人いすぎ。」
だってそんな多いとは思わないじゃん!!別にゲームは人数分用意できてるけど、人数多いってことは、まとめるの難しいってことじゃん!!大変そうじゃん!!
なんてことを今考えていても意味ないので、とりあえず着替えて練習だ、コラ!
練習終了だ!練習模様は当然カットだ、コラ!
ただいま17時。ゲーム大会開始予定時刻は21時(多分ずれ込んで22時)。
あと残り4時間(多分5時間)。
ゲーム構成は、驚くべきスピードで完成。さすがプロ!さすがダイソー!
あと仕上げるべきはゲームの担当など細かいとこと、、、そう、出オチ!!
ABC的弁明その④
「出オチに満足しすぎ。」
今回の出オチは、ほんとに苦労したんす。
まあ聞いてくださいよ、お客さん。
ある意味僕はゲーム大会よりも出オチを重視してるんすよ。だって僕が活躍できるのぶっちゃけ出オチだけでしょ?あとは盛り上げ役みたいなもんすから。
んで、過去の僕の出オチシリーズを見てみると・・・
春合宿:「レギュラー」のパクリ。完全なるパクリ。最後はついでにアンガールズのパクリ。ウケはそこそこ。
新歓合宿:過去の使いまわし。しかも「底ぬけ」のパクリ。やっぱりウケはそこそこ。
と、それなりにウケてはいるものの、パクリ100%という全くいらん純度を誇っているのであります。
「パクリ芸人」と最近は自称している僕ではありますが、これはさすがにひどいのではないか、と。芸人のモラルの反するのではないか、と。
今回も、補佐のKづくんが
「『オリエンタルラジオ』のパクリでいきません??」
的なことを言ってきて、僕もそのとき
「Aきつ武勇伝」
「女の子に電話をかけた。」 「第一声は『あ、出ちゃった』」
「武勇伝、武勇伝。武勇デンデンデデンデン♪ Let's GO!!」
なんてネタがすぐに浮かんできて、いけるかも♪なんて考えたりしたのですが、これをやってしまっては、僕の出オチシリーズはほんとにパクリで染まってしまうので、それは避けました。
そもそも出オチとは企画のオリジナリティを出すところ。とまでは言いませんが、新歓で1男がやる一発芸とは違って、ウケを取るというよりゲーム大会の始まりの活気付けみたいになれば十分なのです。4色戦の前の応援に近いものがあります。
つまり、自分たちで作り出すことが基本。パクリなんて、本来もってのほかなんです。
それを知りつつ、僕は今までパクリ続けてきたわけです。
だって、スベるのコワいんだもん!!
なんてことも言ってられません。今回は、王道の「パロディ」で行くと決めました。
今回僕が考えついたのは、「スターウォーズ エピソードⅢ」のパロディ。
僕がオビ=ワン、改めアビ=ワンです。
そしてKづは、ダース・カイザー。なんてピッタリな役回りなんでしょう!
Butしかし、肝心のシスの暗黒卿の役を誰にするか、まだ決められずにいました。配役的に、誰かをスカウトするしかないんですが。
そこで、Kづに聞いてみました。
「暗黒卿の役、誰がいいと思う??」
「Cひろがいいんじゃないですか。」
め、名案!!Kづよ、お手柄だ。
早速Cひろを企画部屋に召集。
彼、ハマリ役すぎです。これは完璧です。さすが僕がその声に惚れこんだ男。
そんなこんなで、3人で出オチの練習を数回して、いざ本番!!
出オチは、、、うん、良かった!!
今までの合宿の中で、僕的にはベストのものを完成できました。しかもこんなぶっつけ本番に近いような状態で。これには、正直満足☆いやー、ほんとによかったー。
って、ここで安心しすぎちゃった感がありますね。
その後のゲーム大会は、なんとなくしまりのないものになってしまった気がします。用意したゲームは、こちらもほぼ即興ながらいいものを集めたと思うんですが、やはり、上の弁明にも書いたように、人数が多くて、全員をずっとゲームに集中させておくには限界がありました。
あと、やっぱりゲームを作りこめてなかったなーという感覚は否めません。こればかりは、僕の力不足+準備不足としかいいようがなく、ゲーム大会を楽しみにしてくれていたみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです。この場を借りてお詫びします。すいませんでした。
ゲーム大会のみならず、企画に対する意識の甘さが、最後に出てしまった感じです。
上に「企画は当日までに90%終わってる」なんてことを書いたんですが、これは僕の理想とする企画像なんです。実際の僕は、当日までに90%も準備を終わらせられていません。むしろ当日が90%なんじゃねーかくらいの勢いです。我ながらよくそんなんでやってけるなーと感心してしまいます。
感心してる場合ではありません。とにかく、僕の企画としての最後のゲーム大会は、なんか腑に落ちないまま終わってしまったというのが正直なところですね。やっぱりもっとちゃんと準備しとけばよかったー。。。
なので、いつか絶対リベンジします!その計画の詳細はまた後日、近いうちに☆
あ、その後の飲みで、僕は即潰れてしまったのは言うまでもありません。
初日はいつもこんなもんです。