祖母の鬱は高齢者になってからではなく、
祖父と結婚した時から発症していたらしい。


祖母の実家は裕福で姉5人、弟1人の昔ながらの大家族だった。
当時から姉妹の中でも群を抜いて綺麗だったらしい。
そんな祖母に一目惚れしたのが祖父。
祖父の家系はその地域では有名な大きな農家だった。
結婚してから姑と折り合いが合わず、
毎日祖母は泣いて暮らしていたらしい。
当時、しかも田舎はよくある話だと思う。



そして鬱のきっかけとなったのが
子供の問題。
なかなかできなかった。
祖父は長男で一人っ子だったらしい。
プレッシャーと毎日の小言、
なかなか慣れていない家事に
メンタルが相当やられたとのこと。


やっっとできた女の子が私の母。
そして子育ての難しさや姑の口出し、2人目の期待。
そこで祖母は壊れた。
当時まだ20代前半。
鬱なんて、子育てノイローゼなんて、
そんな事が受け入れられない、
理解されない時代だったと思う。


「昔の人はみんなそうだった。」
と言う人もいるけど、
だからと言ってもそういう時代だからと
みんながみんな耐えられるわけがない。
辛さの秤なんてそれぞれなのだから。



それが大きな鬱の1回目。
祖母の人生で大きな症状が出た
3度あるうちの1回目だった。