パニック障害になると
ここが怖い
ここで起こったらどうしよう
という思いをもとに
行動範囲が狭くなってしまいます。
これって一種の条件反射になります。
どういうことかというと
以前パニック発作が起こったので
ここでまた起こったらどうしよう
という思いがまずあるわけです。
電車の中で起こったのであれば
電車の中でまた起こったらどうしよう。
だんだんと電車で起こしたくないと思っていると
電車自体が怖いとなって行きます。
実際には電車に乗ったからといって
パニック発作が起こるわけではありません。
しかし電車が怖いと思い続けていると
電車とパニック発作が結びついてしまう
現象が起きます。
これが、条件反射・関連付けという現象です。
パブロフの犬
の実験はご存知かと思いますが、
そうです 餌を与える時にベルを鳴らしてから
餌をあげるのを繰り返していると
ベルを鳴らしただけでよだれを垂らす様になるというやつです。
これは、ベルと餌が関連付けられた
事によって起こる現象です。
では、このベルが鳴ったら餌がもらえるという
関連付けをはずすにはどうしたらいいでしょう。
それは、ベルを鳴らしても餌をあげない
という事を続ければいいわけです。
するとベルと餌との関連付けが弱まっていきます。
これをパニック障害に置き換えると
電車が怖いという方は
電車 = パニック発作が起こるかもしれない
という事を結び付けています。
そのために予期不安といった
不安が起こるわけです。
では、この不安をどうやってなくして行くのか
というと
電車に乗っても大丈夫だった
電車に乗っても大丈夫だった
電車に乗っても大丈夫だった
電車に乗っても大丈夫だった
始めは、一駅ごとでもいいと思います。
一駅乗ったら降りて
逆の電車に乗って戻る
大丈夫だった。
という成功体験を重ねることによって
条件反射が弱まっていきます。
他には動けない状態が怖い
閉鎖的なところ・逃げられない場所
こういった所が苦手の方は、
たとえば、美容院・歯医者などですけど
一つ克服してしまえば次々とできる様になります。
美容院ができたから
歯医者さんも大丈夫
もちろんエレベーターも大丈夫
といった具合に克服の対象が広がっていきます。
焦らず一つ一つ克服していくことが
パニック障害を克服していくポイントだと思います。
始めは、きついでしょうから
誰かと一緒にやられてもいいと思います。
ちなみに私は、始め妻に付き添ってもらって
始めました。
まとめとして
成功体験を
一つ一つ増やして行くことによって
条件反射が弱まっていって
克服の対象が広がって行く
ということです。
とは言ってもいきなり
苦手な事・苦手な場所に
チャレンジするというのも
難しい事だと思います。
発作が起きたらどうしよう
という思いは払拭できないでしょうし
不安が大きすぎてその行動が取れない
という事もあるでしょう。
ですので、正しい段階を踏んでやられたほうが
いいと思います。
まずは、
ステップ① パニック障害について正しい知識を得る
安全なんだ・危険じゃないんだ・すぐに治まるんだという事
知識をつけ安心できるようにする。
ステップ② 少しずつ行動していく
まずは、簡単な事からはじめましょう。
ひとりが無理なら始めは誰かに付き添ってもらったり
少しずつはじめましょう。
ステップ③ 不安を減らしていく
出来た、出来たといった成功体験を増やしていく
では、この行動をしている時に
発作が起こったらどうするの?
って思われるかも知れませんね。
そうしたらそうしたで、
発作が起こっても治った。
発作が起こってもなんとも無かった
ということが体験できれば
それは、成功体験になります。
発作が怖くなくなる体験になります。
その体験が出来たら出来たで次の改善に繋がっていきます。
ステップは、飛ばさず
一つ一つゆっくりでいいので
やってみて下さい。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
