入社して数日後に監査法人の担当マネージャーが来社。

私の入社前に実施されたショートレビュー(上場に向けた会社調査)結果の詳細について説明を受ける。

ざっくりとした内容としては、「上場企業との比較ではほとんど出来てません」というもの。
時間がかかる順番に
①内部統制監査(J-SOX)対応。
 →全く未。規程もここに含む。
②経理の内製化。
 →税理士事務所に頼らずに月次、年次の締めは未
③会計基準の適用。
 →法人税基準の決算ではなく上場企業が適用している基準の適用は未
④上場企業が作成する決算短信、有価証券報告書の作成
 →当然、未。

ありがちだけど、「これから頑張りましょう」という内容。
逆に言うと、IPOしたいという会社としてはレアなケース。手付かずのため、獣道もなく道を作らなければならない状態で、時間がかかることを覚悟した。

この時に監査法人との交渉事が1つ。
社長としては、「なる早で上場したい」、今のタイミングは決算日から4ヶ月経過しているが、直前々期にできないか?と言われていたので、相談してみたけど、当然、「前期の棚卸監査もしていないし無理」と言われ玉砕。

さあ、どっから手をつけようか。

ちなみに、上場のためには2期分の監査法人の監査証明が必要。
そのため、上場する期を「申請期」、その前の期が「直前期」、更にその前の期が、「直前々期」という。
直前々期より前は言い方が色々あるらしいけど、「nー3期」(エヌマイナスキ)と言ったりする。

と言うことで、この監査法人と初めて会った日は監査証明が出ない期のため、n-3期ということが決定した。
逆に監査契約ではなく、コンサル契約で上場に向けて相談できる期なので、色々書類を作って相談しまくろうと決めました。