再度診察室に呼ばれたのはだいぶ時間が立ってからだったように思います。

「区に確認しましたが、通常この後の流れだと要観察になったお子さんを集めて区で行われる集団検診が行われ、そこでも何か異常が見つかったお子さんが専門の小児精神科の病院で検査を受ける事になります。只 今の段階で集団検診を受けるのが半年待ち、その後の専門病院も3ヵ月待ちの状態です。少しでも早く専門の先生に見て貰いたいので紹介状を書きます。それがあれば集団検診を受けずに専門病院を受診出来るので、この後家に帰ったらすぐに電話をして予約を入れて下さい。」
そう言われました。

区の保健センターと専門病院に電話をして確認して下さったようです。
紹介状を用意するので再度待合室で待つように言われました。

「わかりました。有難うございました。」

そう答えたように思いますがあまり記憶がありません。
頭の中がフリーズしたようで、ただ起きている事をぼーっと眺めてるような感じでした。

待合室で待っていると一人の看護師さんが来てくださいました。
紹介先の病院のHPを印刷し、それを渡しながら
「何かあればいつでも相談してください。電話でも直接来て頂いてもかまいませんからね。」
そう言って下さいました。

よっぽど酷い顔をしていたのかもしれません。
それでも掛り付けでもない初めて来た私達親子を心配してそう声を掛けてくれたのは本当に有り難かったです。

受付で紹介状を貰い病院をあとにしました。


これで1歳半検診までの話は終わりです。
3回ぐらいで終わるつもりだったのが、こんなに長くなってしまいました💧

この後、自閉症を受け入れるまでの葛藤と小児精神科での診察の事を書いていきたいと思います。

早く現在に追い付いて、日々の息子の成長を残していきたいです。