効果と効率
「体育会系コンサルタント・山岡雄己の経営力コーチング」と共通記事です。
優れたリーダーは問題解決のための最適解を見つけるのが上手いです。それは正確な情報把握と分析からもたらされます。そして最適解への最短ルートを策定し、障害を取り除きリスクを回避する優れたマネジメント能力を発揮します。
このタイプのリーダーは効率的であるといえます。自ら設定した最適解への最も効率的な実現のために、チームの能力を使います。チームメンバーはいわばリーダーの理想を実現するための部品です。WBSで効率的に仕事を割り振られます。
この効率型のリーダーは自分のキャパシティーを超えるアウトプットを導き出すことはできません。つまり自分の用意した答え以上の価値を集団から生み出すことができないのです。自己能力が優れているリーダーに起こりがちな「効率性の罠」なのです。
真に優れたリーダーはHR(ヒューマンリソース)の積み残しがありません。集団の他のメンバーの様々なアイデアを受容しながら、自ら用意した解を破壊し、そして新たな価値を創造していきます。これを集団の「シナジー効果」といいます。
シナジー効果を演出できるリーダーは過去の自分の経験を超えることができます。既成概念の延長線上ではなく新たなる価値のフロンティアに挑むことができます。真のリーダーは未来志向、課題達成ができる人のことです。
外部環境の変化が激しく柔軟な対応能力が求められる昨今、必要とされているのは未来を描け新たな価値を創造できる、効率ではなく効果を高められる、「変革創造型のリーダー」なのです。
登記の期限(5)
おはようございます。司法書士の岡本明子です。
すっかりご無沙汰してしまって申し訳ありません。
拙速ですが、続きを書いてまいりたいと思います。
前回、
「2年に一度の登記手続きをしなくてもいい」
という話をしました。
取締役や監査役の任期を、最長10年(以内の決算期にかかる
定時株主総会の終了時)まで伸ばすことができるようになったのです。
ただし、これには要件があります。
発行している株式すべてにつき、譲渡制限規定がある
会社であること、です。
(たいていの中小企業だとあるんですが、古い会社さんだと
なかったりするので要注意)
なので、上場している会社だとだめです。
(委員会設置会社だとだめなんですが、まああんまり
問題になることはないかと)
また、要件にあてはまる会社が、そのまま放置していて
勝手に任期が10年に伸びるわけではありません。
その旨の定款変更をしてはじめて、任期が伸びるのです。
要注意!お気をつけください。
事業計画書を作る
自治体のあっせん融資、日本政策金融公庫の融資、信用保証協会の保証を受ける際に、事業計画書は必要です。では、事業計画書とは融資のための書類なのでしょうか?公的機関に提出するためのものなのでしょうか?
本来、事業計画書は自分の事業の設計図です。設計図なしに家がたたないのと同様に、計画書がなければ事業は成り立ちません。
計画書のつくりはざっとこんな感じです。
外部環境分析 世の中の流れ、業界のこと、商圏、消費者の動向など
内部環境分析 自社の強みや弱み
⇒こんなことを、3CやSWOTで分析していきます。
コンセプト 事業コンセプト、一言で言うとなに? コンセプトシート シーズやニーズの整理
個別計画 4Pそれぞれの戦略、⇒製品やサービス、値段、販促、流通 ⇒ここ肝
環境計画 作りものの計画、内装や外装
資金計画 投資計画、資金調達計画
収支計画 原価計算、客単価予測、月次損益計画、年間損益計画
回収計画 投資回収計画、中期計画
人員計画 採用、トレーニング、人事制度など
まま、こんな感じで作ります。事業計画書は、自分の事業がうまく回らなくなったときに、進むべき方向を示してくれる海図ともなりえます。また、月次の損益をチェックする基準ともなります。なので、単に融資のためだけに作成するのでは勿体ないのです。
事業計画書を作成することは、一生のうち何度もないことでしょうから、しっかりご自分で納得されるものをお作りになることをお勧めします。そのうち、ご自分の人生計画書なんかを作ってみるのも面白いかも、ですね。
創業・多角化、事業計画立案のお問い合わせは ABC-Partners までお問い合わせください。



