竹内重雄…葛山信吾
星野丈治…吉野圭吾
上原金蔵…柳家花緑
太田川剛…山内圭哉
山田浩二…猪野学
長谷川好弥…瀬川亮
竹田幹夫…森本亮治
君原佳枝…初風諄
池田和也…山路和弘
シアタークリエ4列センター
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☆いい舞台だった~。宝塚の舞台に上がることを夢見て頑張る男たちの青春グラフティですね。彼らの夢はついに叶わずに終わるのに、観終わったあとはすがすがしくあったかい気持ちになりました。彼らの夢は叶わなかったけれど、夢に向かっていつも真摯で一生懸命だったこと、それは彼らの心の中の宝物の時間となっただろうから。彼らの汗と涙に、私も静かだけど確かな勇気をもらった気がします。
☆戦争の影が色濃いのも印象的でした(今年の夏は、戦争の関係する舞台をすごく多く観てる気がするな~)。でも、彼らの一生懸命さと、戦争の傷跡から立ち上がろうとする人々の姿がダブってみえて、それもまた胸が熱くなる要因のひとつでした。この夏はサイゴンをきっかけに、戦争のことを考える機会が多く、戦争の傷あとの大きさに、どうしもうなく胸がぎゅっとすることが多かったんだけど、例えばこの宝塚BOYSであったり、また「サイゴンの一番長い一日」に記された、人々の立ち上がろうとする生命力に、気持ちをかなり救われたので。
☆役者さんは、元から知っていたのは、吉野さん、山路さん、初風さんくらいで、あとは皆さん初見。でも、個々人がそれぞれキャラが立っていて、それぞれの魅力がよく伝わってきて、すごくよかった~。思わずパンフを買い求めて、一人一人のプロフィールを確認しちゃいました。今後、彼らが別の舞台に出ていたらまた観てみたいな。
☆吉野さんはダンサーの役で、お稽古の場面の動きの綺麗さったら(妖怪ピルエットと呼ばれてた(笑))。花禄さんの、突っ走り気味の一途さも好き。玉音放送を聴きながらの表情が焼きついてます。表情焼きついているっていったら、山内さんも。最後の夢のレビューの、ほんとに最後。まだフィニッシュのポーズをしたままだったのに、もう目は真っ赤になっていて、口元から笑顔が消えていて。太田川さんは、割と憎まれっ子なポジションで可愛くないことばっかり言っていたけど、でも、彼も変わらず宝塚男子部に夢をかけていたんだなぁと思って、せつなかったよ。
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☆やっぱり、今、私、「戦争」というものにすごく敏感になっているみたい。人間魚雷の基地で働いていて死を覚悟した上原さんが、戦争が終わったときに何をやろうかと考えて、人に夢を与える舞台に立ちたい、と思ったというところで、胸がぎゅっとなった。舞台芸術って、戦争の対極にあるものだと思う。どうか、舞台を観て笑って泣いて感動して、それをささやかな明日のエネルギーに代えることができるような、そんな平和が続きますように。