今日気付いたこと。
「バルジャンの独白」と「ジャベールの自殺」って、同じ曲なんですね…!!
いや、今日の昼間、頭のなかでレミゼ回想をしてたんですけど、「どうして許せよう 魂に触れて」ってところが、何故か岡さんの歌声で再生されるんですよ。おっかしいなー、ここバルジャンの歌のはずなのに??と思って、そこでようやく「ひょっとして、同じメロディ使ってる!?」ってことに気付いたわけです(もっとはやく気付こうぜ、自分)(言い訳ですが、自殺のシーンは狂気に近いジャベールの迫力にただただ圧倒されてて、曲のことまで考えている余裕がなかったんですよー)。
家に帰ってきて確認したところ、同じメロディどころか、重要なポイントは歌詞まで同じなんですね(「どうして救えよう」「先もみえない」「ジャン・バルジャンの世界を」)。こんなこと、レミゼファンの人にとってはもう当たり前以前の話だと思うんですが、自分はこれまで気付いていなかったので「レミゼってやっぱりすごい…!!」と、思わずうなってしまいました。だってこれって、司教さまとの出会いがバルジャンに与えた心の震えと、バルジャンとのやりとりがジャベールに与えた心の揺らぎが、本質的には同じだってことを暗示しているわけでしょう。だけど、同じように魂を揺るがす存在に出会っても、二人が選ぶ結末はまるで逆なんですよね……。まさに表と裏、光と影、一対のふたりというのを、音楽でも端的に表しているんだなー、と。
あああ。なんてことを考えたら切なくて切なくてしょうがなくなってきちゃいました。ジャベールはどうして救われないんだろう。どうして死を選んでしまうのかな。エピローグの場面にジャベールがいないことが最近ほんと悲しいのです。キリスト教圏の物語だから、自殺した人が神さまの傍にいられないことはしょうがないのかもしれないけれど…。
しばらく、ジャベールの救いについて考えながら舞台を観ることになりそうです。