先日の夜の事だった・・・。
風呂に入ろうと思い、自宅の浴室に入った・・・。
「ポトッ」
ナニかが、浴室の天井から落ちてきた・・・・。
足下を見ると、三寸強のムカデが・・・・。
思わず、幼少の頃に、噛まれた記憶が蘇ってきて・・・・。
脚が竦みそうになるのを、我慢して・・・・・。
そのまま、浴室を密室にし、フリ○ンのまま、台所へ・・・・。
冷蔵庫の上に置いてあった、ペットボトルと、割り箸を持って、再び浴室へ・・・・。
去年の秋の終わり頃、今の我が家に越してきて、一番驚いた事が、これだった・・・。
いくら、山の上だと言っても、ムカデの多いこと・・・・・(一体、何処から入ってくるのだろう・・・)。
子供の頃に、祖母から教わっていた、「ムカデ酒」。
「ムカデに噛まれたら、それを塗れ」って、教えられていた(毒をもって毒を制す、そうな・・・)。
冷蔵庫の上に置いてある、ペットボトルには、半分ほどの焼酎に、今まで捕まえたムカデが、約20匹程。
それらの、ムカデは全て、焼酎の海で、「ドザエモン」になっていた・・・・。
新たに、「ドザエモン」となる奴(ムカデの事)との、バトルである・・・・。
気合か、悲鳴か、分らない、一声を自身にかけて、いざ、浴室に・・・・。
気分は、嘗て動画で見た、牛と戦う、マス大山先生ね・・・。
魂のゴングが鳴った・・・・。
奴も中々、逃げ足が速くて・・・・。
何度も、気合(悲鳴?)を掛けながら・・・・。
やっと、奴を、ペットボトルに押し込んだ時には、全身に汗をかいていた。
「オリャー」
って、最後に雄叫びをあげ、片手を天に突き上げた姿(フリ○ン)が、鏡に映っているのを見ると、ナゼか急に恥ずかしくなって・・・・。
四十男が、夜中に自宅の浴室で、ヒーロー気分に浸るのは、やっぱり、寂しいよなぁ・・・・。
その夜の、風呂上がりに飲んだビールが、ナゼか、ほろ苦くて・・・・・・・。