KISS/OFF THE SOUNDBORD TOKYO 2001 | カルロスのブログ

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オリジナルのヘヴィメタルバンド、Hollywood Lippsでドラムを叩いています。KISSのカバーバンドKISS HORNET、Raise The DEVILでも活動しています。
バンドのこと、好きなロックについて語ります。

KISSの一応新譜です。最近流行りのオフィシャルブートレッグというブツです。2001年3月13日東京ドームでのライブ。LPで購入しました。

ご覧のとおりボール紙に黒インクで印刷されただけの簡素なジャケット、いかにもブートレッグという風情。CDもこんな感じだそうで。

 

2001年に唯一東京ドームで開催されたライブ。僕は当時、東京と横浜で観ていました。自分が観ていたコンサートがこうしてリリースされるのは嬉しいですね。

これが当時はフェアウェルツアーだったはずで、バンドの演奏は気合が入っているしオーディエンスのボルテージも高かった。そんな雰囲気が音から伺えます。

 

内容はMC含めてほぼコンサート全編収録のような気がします。音は良いけどアライブ等のオフィシャルものとはちょっと違う。当時で回っていた海賊盤よりちょっといいかな?ぐらいな音質。でも歓声の入り具合とか臨場感があってよいです。

ポール・スタンレーとジーン・シモンズはまだ若かったのでよく声が出ています。エース・フレーリーがいるから彼の独特の音が聴けるからやはりKISSらしい音。それに来日直前にピーター・クリスが脱退してまさかのエリック・シンガーがメイクしての登場。エリックのタイトで小憎たらし

いテクニカルなドラムでエースのギターだからある意味最強布陣。貴重なライブですね。

 

セトリは定番曲にノーメイク期の曲もあり、エースのボーカル曲が2曲というこの時期らしい選曲。聴いていると当時の興奮が甦ります。

これはシリーズ化ということなので、ヴィニ―ビンセント在籍時のとかリリースされたら嬉しい。ついでに現在ストップしているフェアウェルツアーがもう一回りして来日してくれてもう一度興奮を味わえたらいいな、なんて考えたりして。