またもや今月一つのバンドのリハーサルが流れてしまいました。コロナ禍が始める前から関わっていたバンドは三つありまけど、こういう状況になってそれぞれのバンドのやる気やメンバーのバンド愛がよく見えてきました。残念ながら一つはもう辞めていいかなという感じになりました。これから盛り上がるバンドもある一方で終焉を迎えるのもある。これは仕方ないです。
それで今日はメインのバンド、Hollywood Lippsのリーダーが好きなジョージ・リンチの話題で。音源聴けば一発で好きなのがわかりますから(笑)。
ジョージ・リンチは自身が率いるリンチ・モブについて、バンド名が人種差別的な名前であることを理由に、今後この名前でレコーディングやパフォーマンスを行わないことを明らかにしています。
フレーズとしてはアフリカ系アメリカ人を公開処刑する場に集まる群衆のことを指す言葉とも解釈できるのだそうです。
全然知りませんでしたわ。名前をもじったバンド名でリンチとその仲間みたいな解釈してましたから。米国のBlack Lives Matterで使いづらくなったのでしょうね。日本だと細かいこと気にするなよっていうぐらいですけど、多民族国家のアメリカだとこういう問題はセンシティブなのでしょうね。
まあ、日本でも差別用語には厳しくなってきて、キングクリムゾンのあれの邦題がスキッツォイドマンなんてなっていたりして、なんじゃ、そりゃ?ですよね。
リンチモブはカッコいいバンド名だと思ってましたけど、そういうことなら仕方ない。良い判断だと思います。知名度があるから名前を入れなくていいんじゃないですかね。
それで今日はLynch Mobの曲で。1990年の1st、Wicked SensationからRiver of loveを。ブルージーでアメリカンなドッケンとは一味違うナンバー。ラウドパークで聴いたらよかったんですよ。僕はこの曲はジョージ・リンチじゃなくてボーカルが好きです。
Lynch Mob/River fo Love(Unplugged Official Video)