ラブハンター | カルロスのブログ

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オリジナルのヘヴィメタルバンド、Hollywood Lippsでドラムを叩いています。KISSのカバーバンドKISS HORNET、Raise The DEVILでも活動しています。
バンドのこと、好きなロックについて語ります。

調子こいて今日も初期ホワイトスネイクです。初期白蛇っていえばやっぱりこれじゃないですか!Love Hunter。なにがラブハンターだよ。愛の狩人ですよ(笑)。それでこのジャケット。DCのセンスを疑っちゃいますよね。ビジュアルが良くて声も素敵なのに…。

 

高校に上がったくらいの時に買ったと思うんですけど、買う時恥ずかしかったですね~。何時も買いに行ってた高校の近くの楽器屋兼レコード屋で、おねえさんの店員さんじゃない時に買いに行ったくらいで。こんなの学校で友達と貸し借りするのにむき身で持ってて女子に見られた日には目も当てられないすよ。

それで1979年リリースのバンド名義では2作目のこいつです。ジャケットとの派手さとは違って正統派のブルージーなブリティッシュハードロックです。後年のど派手なWSと比べると地味で渋いです。今作からジョン・ロードが参加してます。そんなに主張してないけどジョン・ロードといった雰囲気が出てます。イアン・ペイスはまだ参加していなくてストーレートで地味なドラムだけど問題ないです。

 

単純にどれも楽曲がよいです。攻撃性やドラマ性はないけど安心して聴ける素晴らしい歌メロの曲が並びます。ムーディとマースデン二人のソロも素晴らしい。よく聴いてみると楽曲と音はどこかで聴いたような感じが多くて、どのバンドのあの音の混ぜこぜみたいな。ディープパープルとかストーンズ、バッドカンパニー、エアロスミスあたりの。それでもホワイトスネイクのカラーなわけで、これはDCのセンスなんでしょうかね。

 

やっぱり後年の声を張り上げてシャウトしてるDCより若々しいが艶めかしくてセクシーな声のこの頃がいいですね。マースデンが細い声で歌うOutlawも味があっていいです。

始めにタイトルとジャケットのことでクサしてしまいましたけど、Long Way From HomeやWalking In The Shadow of Blues、We Wish You Wellあたりの曲は人生の真ん中を過ぎた今聴いても凄くよくて心にしみます。