今の夏は昔ほどテレビで心霊特集とかやらないのですね。昔は心霊写真とか再現ビデオとか面白がって見ていました。子供の時は超常現象とかUFOとか好きで本を読み漁っていました。
今はどうかというと、心霊現象とか不思議な経験とかまったくないし、身近なところでも聞いたことがない。そんなわけで幽霊だとかはまったく信じられなくなりました。信じている方には申し訳ないですが、まあ、実際にはないなあと。偶然とか物理的な要因とかあるわけですね。
ブログのお友達の怖い経験とか見ると羨ましくてたまらないのですが、私は残念ながら浮世の人間相手の恐怖体験しかありません。
そんなわけでホラー映画は大好きです。そんなにマニアックに観ているわけじゃないですけど。お気に入りは”シャイニング”と”ミザリー”です。
ミュージックビデオも怖いのが多くてよろしいですね。オカルト風やブラックメタルだとホラー映像みたいなのがあったりして。
私はそういったメタル系のビデオよりこのユニットのビデオになんとも言えない怖さを感じます。
Dead Can Dance
ブレンダン・ペリーとリサ・ジェラルドによるユニット。1981年、オーストラリアはメルボルン出身。一度解散したが復活して現在も活動しています。初期は中世ゴシックの世界観を打ち出して、後に民族音楽や環境音楽も取り入れて「暗黒音楽」とも言われる独自の世界観を打ち出したユニット。
ファーストアルバム"Dead Can Dance"に収録されている"Frontier"。
原始的なパーカッションにリサ・ジェラルドの祈るようなボーカルが乗り、宗教的な荘厳さを感じます。それとともに映像と相まって恐怖というかなにか背中がぞわっとくるような不思議な感覚を覚えます。
オーストラリアという国のイメージからは考えられない耽美な世界ですね。
Dead Can Dance/Frontier