山崎まさよしさん。
最近、何かと話題ですね〜。
今月の21日に行った水戸公演で、本来の半分くらいの曲数しか歌わず、トーク中心のライブにファンが憤慨したというもの
「今日はあまり歌いたくない」「お客さんと話がしたい」という旨の発言があったそうです。
こういうスタイルで通してきて、ファンに浸透してるなら文句は出なかったんでしょうが…
無性にトークしたかったんですかね〜
というわけで、今回は。
Talk More Talk
Paul McCartney
1986年発表の『Press To Play』に収録。
何やら不穏な空気からスタート・・・
と思いきや、軽快なポールの声が
高低差をつけながら、自分自身とハモるボーカルはさすがの一言。
変幻自在という意味ではこの頃が過渡期かなぁ。
サビの「Chat more chat」の後の
チャッ、チャッ、チャッ
が何気に好き
サウンドは”ゲート・リバーブ”と呼ばれるドラムをはじめ、まさに80年代
12弦ギターが使われており、より煌びやかさが増しています
80’sの雰囲気はアルバム通して味わえますが、ポールの作品の中では異質な部類かもしれません。
所々に入るしゃべり声は、太かったり高かったりと遊び心ある加工
ボーカルクレジットにはジェームス・マッカートニーとあるので、息子さんもトークに参加していたようで
歌詞についてはアメリカのSSW、トム・ウェイツのインタビューから気に入った部分を借用したとのこと。
例えば、
I don't actually like sitting down music.
座って音楽を聴くのは好きじゃないんだ
これはポールも「素晴らしいことだ」と語っています。
冒頭の話題に戻りまして。
山崎まさよしさん。
実は一番生で観た回数が多いアーティスト
でも私、ファンではないんです(え?
これには理由がありまして。
前の職場で可愛がってくれていた先輩(とその奥様)が山崎さんの大ファン。
そして、所属事務所のオーガスタには、当時私が愛聴していたスキマスイッチもおりました。
そこから先輩と話が合い、オーガスタ主催のフェス「オーガスタキャンプ」に誘ってくれたのでした
山崎さんはもちろん、スキマスイッチや秦基博さん、杏子さんなどオーガスタの面々が勢揃い。
そこから、毎年オーガスタキャンプや山崎さんのライブへのお誘いが。
生で音楽を聴けるのは楽しいし、付いていってるうちに、いつの間にか最多回数(おそらく6回)に躍り出たというわけです
私が観てきた限りだと、ゆる~い雰囲気の関西弁でお客さんのウケも良いイメージだったので、本人がトーク中心にしたかった感じもわかる気がします。
(単純に体調不良の可能性もありますが)
今回の騒動では2時間半で8曲だった山崎さん。
80歳で30曲以上歌うポール先生に再度ご指導いただかないといけませんね