先日、アメリカのトーク番組『The Late Show』に出演したリンゴ・スター。
そこで、司会者からこんな質問が。
「残りの人生で聴くのに1曲のみを選ぶとしたら?」
リンゴは即答で、
Come Together
The Beatles
を挙げました
ビートルズの中でもお気に入りの曲で、
「他にもお気に入りはたくさんある。でも1曲というなら、“Come Together”は悪くない。あのバンドとの完璧な共同作業で、ジョンはジョンだった。僕はあのモーメントが大好きだった」
と話しました。
確かに、「Come Together」の真の主役はリンゴと言っても過言ではないですもんね
あのドラムは一度聴いたら忘れられません
リンゴのドラムを抽出した音源はこちら
た、たまらんですなぁ…
また、
「僕らは天国へ行くんだと思う。天国は素晴らしいが、長居はしない。一度、心を静めて、前回ここにいたときに取り組まなかったことに対応しに向かわねば」
とリンゴなりの死後への考えを語っています。
う〜ん、余生の1曲かぁ
最期に聴くなら?ではなく、ひたすら1曲のみを聴き続けるというのはちょっと意味合いが違ってきますもんね。
これはまだ明確な答えは出せませんが…
昔、奥さん(まだ結婚前でした)に「死ぬのは怖くないけど、音楽を聴けなくなることが嫌だ」なんてクソ寒いことを言ったことがあります
でも最近ふと考えるんですよね。
平均寿命に当てはめると、私もそろそろ人生の折り返し。
その中で、
新しい音楽を開拓するベクトル
元々好きな音楽を聴くベクトル
どちらに重きを置くのか
時間は平等に有限なので、一方が多くなるともう一方は減るわけで…
なるべくバランスよく行きたいところなんですが、
生物学的にはこんなお話も
年齢を重ねるとコードやリズム、メロディの微妙な違いを聴き分ける能力が低下してくる為、33歳以降に耳にした自分の知らない曲はほとんど同じように聴こえる…んだとか
33歳?早くない
と思いましたが、流行っている曲やアーティストに疎くなってきたのってその頃だったかも( ̄▽ ̄;)
あとは、
単純に大人になると仕事や子育てで音楽に触れる時間が少なくなる為、好きになるまで聴き続ける("単純接触効果"と言うそうです)ことが難しくなり、時間に余裕があった学生時代のお気に入りの曲を聴いてしまう…んだとか
まぁ、言い訳になるけどそれは否めない(笑)
ブログに書いてる曲もほぼほぼ学生or独身時代のものだしなぁ
待てよ…
上記の理論でいくと、自然と昔の曲を聴いてしまうんだから、意識して新しい曲を聴くようにすればちょうど良いのか💡
と言いつつ、実際聴く時は何も考えてなかったりするんですが(え?ここまで書いといて?)
つべこべ言わず、余生の1曲を即答できるよう今後も色んな音楽に触れていけたらと思います