YouTubeを何気なく見ていたら、突如おすすめに出てきた「あれから」。

もともとはNHKの番組企画として、AIで美空ひばりの声を再現し、新曲ライブを実現しようというところから始まったものです。

当初、CD化の予定はなかったそうですが、視聴者の要望に応える形で実現し、メモリアル映像(著名人が新曲を聴き、思いを語る映像)も作られました。

ただ、おすすめに出てきた時点では、

(そういえば、そんな話を聞いたような…)

くらいのあやふやな記憶でとりあえず視聴。


…いや〜技術の進歩ってすごいですねポーン

なんで0からここまで作れるのと思うくらい、美空ひばりの歌でした。

ただ、情感が歌に乗っていないので、そこはやはり機械なのかな、と感じました。

もっと時代が進めば、その辺りの課題もクリアしてくるんでしょうか。

ちなみに、AIで再現した新曲が発売されるのは世界初だそうです。

前例ができたことで、他国でも同じようにAIの新曲が出てもおかしくない状況です。

AIジョン・レノン、AIフレディ・マーキュリー、AIマイケル・ジャクソン…

求める人々はもちろんいるでしょう。

ただ、故人の「新曲」と呼ぶのはどうなのかと…

ビートルズのアンソロジーのように、デモテープに残っていたジョンの歌に残りのメンバーが声を重ねたということならまだわかります。

どの声も生身の人間を通って出たものですし。

ただ、AIに関しては素材は本人の声とは言え、歌自体は本人の体から発せられたものではありません。

これからどういう流れになるかはわかりませんが、AIってこんなこともできるんだ〜、くらいで止めておいた方がいいのでは?と思うのは頭が固いんでしょうかね…チーン