昨日、ビスビー/ゴットランドで、元アインブスクメンバーのマリー・ニルソン(※)の葬儀が行なわれました。ビスビー大聖堂での追悼式には、ベニーと彼の妻モナ・ノールクリットを含む250人が参列しました。葬儀のサービスは、ベニーの「Tröstevisa」で始まりました。マリー・ニルソン・リンドは1月4日に62歳で亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。合掌。
※ビスビー(Visby):スウェーデンのバルト海に浮かぶゴットランド島(Gotland)の西海岸に位置する都市です。ビスビーはゴットランド島の主要な町であり、その美しい中世の街並みで知られています。この街は、よく保存された城壁、古い教会の遺跡、石畳の通りが特徴で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
ゴットランド島自体は、自然の美しさ、長い砂浜、豊かな歴史で知られており、夏のリゾート地として人気があります。ビスビーは歴史愛好家や観光客にとって魅力的な目的地であり、中世の雰囲気を色濃く残すその景色は、訪れる人々を遠い過去へと誘います。
また、ビスビーは毎年夏に開催される「メディーバルウィーク」で有名です。この期間中、街全体が中世の祭典の場となり、人々は時代衣装を身にまとい、中世の市場やジョスト(馬上槍試合)、演劇、コンサートなど様々なイベントが開催されます。この祭典は、ビスビーの中世の歴史と文化を祝うもので、スウェーデン国内外から多くの訪問者を惹きつけています。
※マリー・ニルソン・リンド(Marie Nilsson Lind):はスウェーデンの音楽グループ、アインブスク(Ainbusk)のメンバーでした。アインブスクは、主に1990年代に活動していたスウェーデンの音楽グループで、彼らの音楽はポップとフォークを融合したものでした。グループは特にスウェーデン国内で人気があり、その美しいハーモニーと感動的な歌詞で知られていました。
Marie Nilsson Lindと他のメンバーたちは、音楽を通じて、スウェーデンの音楽シーンに独自の足跡を残しました。アインブスクは、スウェーデンの音楽界で尊敬される存在であり、楽曲は今でも多くの人々に愛されています。
彼女の訃報は、ファンや音楽業界にとって大きな損失であると同時に、彼女の音楽と遺産がいかに多くの人々に影響を与え続けているかを示しています。