『The Show-A Tribute to ABBA』コメディソング!! | The Japan Official ABBA Fan Club

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さあ、『The Show-A Tribute to ABBA』の東京公演も間近!

ABBAの曲の中には「楽しい曲」「嬉しい曲」「悲しい曲」があります。

今回は『The Show-A Tribute to ABBA』が日本公演で歌う曲の中で「コメディ・ソング」を紹介しましょう!

 

「ソー・ロング」SO LONG  

この曲をアグネタとフリーダが歌っているシーンを観たとき、驚嘆した。歌詞の通り〝アバずれた〟女性を演じており、ABBAの全曲の中では一番下品かもしれない(笑)。「恋のウォータールー」と似ているとよく言われるが、まさにその通りで、「恋のウォータールー」をさらにアグレッシブに、パワフルに、そしてカッコよく作ったのが「ソー・ロング」だ。アグネタとフリーダの振り付けもさることながら、歌い方もかなり強引かつ豪快で、まるで山口百恵の「プレイバックパート2」のような女性を演じたと言えば、理解できるかもしれない。踊りはピンク・レディ以上にハードなものだったが、よく見ると「ペッパー警部」に同じような場面が見られる。残念ながらヒット・チャートの上位は望めず、母国スウェーデンでは七位に入ったのがやっとだった。ドイツ十一位、ベルギー二十九位、フランス六十四位といずれも低調。だがどういうわけかオーストリア(オーストラリアではなく)で最高五位をマークしている。歌詞の内容よりもテンポの良さをオーストリアの人達は好んだのかもしれない。「リング・リング」「恋のウォータールー」と共にABBAの「初期三部作」の一つがこの「ソー・ロング」なのだろう。ちなみにAKB48の「ソー・ロング」とは何ら関わりはない。

 

<歌詞の和訳>

私ってもしかしたら あなたのお気に入りの車と同じ?

あなたは私をあなたの思うようにしたいだけなんでしょう

アハハ

でもね 私はあなたのそんなたくらみには

絶対にのらないわよ

アハハ

お金には不思議な力があるらしいわね

でも わたしにはそんなもの何の効果もないわよ

残念ね 今晩 あなたは私を手に入れることはできないわ

いいわね いいわね いいわよね

 

さよなら またいつかね ハニー

お金では私は買えないのよ

トレイシー デイジー 彼女達はあなたにくびったけかもしれないけど

私はあなたの女にならないわ

さよなら またいつかね ハニー

お金では私は買えないのよ

わかっているでしょうけど 試す程の価値もないのよ

さようなら さようなら またね

 

あなたは私に花をくれたことなんかなかったわよね

でも今日はどうしたの アハハ

あなたが私にくれたものをとっておく気もないわ

全部 あげてしまったわよ アハハ

普通の女の子は多分 あなたが持っているようなものに

目がくらむのでしょうね

でも私は違うのよ

わかるでしょう 今晩 あなたは私を

手に入れることはできないの

いいわね いいわね いいわよね

 

さようなら またいつかね ハニー

お金で私は買えないわ

トレイシー デイジー 彼女達はおかしいわ

でも 私はあなたの女にならないわ

さようなら またいつかね ハニー

お金で私は買えないの

わかったでしょう 試してみるほどの価値もない

さようなら さようなら またね

 

 

「ザッツ・ミー」THAT’S ME  

日本では「ダンシング・クイーン」と同じくらい、本当に流行った。以前、トリビュートバンド『ABBA GOLD』が来日の際に「ザッツ・ミー」を曲目に入れるよう要請したが、そんなこと注文するのは日本だけだと逆切れされた。当時、特に女性から圧倒的な指示があり、よく、クラス内で休み時間に「’I’m Carrie not-the-kind-of-girl-you’d-marry That’s me.」という早口の箇所が言えるか、競い合ったものだ。海外では「ダンシング・クイーン」のB面だったが、日本ではもちろんA面。そのB面になったのが「マネー、マネー、マネー」だった。一九七六年~七七年は日本における〝第一次ABBAブーム〟で街のレコード店やラジオでABBAの曲が流れていない日はなかった。この「ザッツ・ミー」は女性の心情をうまく捉えた作品であり、また、東洋人が大好きな哀愁感あふれる美しいメロディ、シンセサイザーの流麗で煌びやかなサウンド、うっとりするような絶妙のハーモニーなど、まさに日本人好みのキャッチーなポップ・ナンバーだったわけだ。アグネタにとっても、一番のお気に入りソングだったようだ。

 

<歌詞の和訳>

ほんとにもっと聞きたいの?

それだけのことをする価値が私になかったらどうする気?

あなたが求めていたのは、それじゃなかったはずよ

もし今夜、私がやさしくしてあげたら全てが、

朝の光の中にずいぶん変わって見えるでしょうね

私はやきもちやきで、自尊心が強いの

だからもしあなたが私の心を傷つけるようなことをしたら

私は大声でわめくわよ

私はキャリー

あなたの結婚相手になるような女じゃないわ

そう、それが私

 

ほんとにもっと聞きたいの?

私ってあなたが探しているような女なの?

どこにでもいる女の子のように

やさしくって、おだやかな女だと思うの?

わからないのかしら

私って見かけだけの天使かもしれないのよ

自由の身になってる

淋しいもの

でも私は男のおもちゃじゃないわ

絶対にそうならない

私はキャリー

あなたのお嫁さんになるような女じゃないわ

そう、それが私なの

 

おとぎ話なんて

私、信じないわ

私の耳には甘い言葉も入らない

でも私にだって

同情心はあるわ

それが私、わかった?

 

あなた、ほんとにもっと聞きたいの?

じゃ、私と一緒に飲んでくれる?

あなたがそんな嫌な人じゃないってことを知るためにも

私、自分の生き方を変えられないの

私って

自分の顔を隠すような女じゃないから

 

私はキャリー

あなたの結婚相手になれるような女じゃないの

そう、それが私なの

 

私はキャリー

あなたの結婚相手になるような女じゃないの

そう、それが私なの

 

世の中、特別な愛ってあるものよ

鳩と一緒に飛ぶ鷲のようなものよ

ずっと探しつづけていたら

私にも見つけられるわ

でもそのときまで

私はキャリー

あなたと結婚するような女じゃないの

 

「テイク・ア・チャンス」 TAKE A CHANCE ON ME 

ビヨルンが趣味としていたジョギング中、ある言葉がひらめいた。「テクチャン、テクチャン……」。この小気味良いサウンドをなんとか音楽に生かせないものか、と考えた末にたどり着いたタイトルが「テイク・ア・チャンス」として具現化した。その当初のアイディアが「take a chance, take a chance, take-a-take-a-take-a-chance……」というバック・コーラスのリズミカルなフレーズに生かされている。「ダンシング・クイーン」や「ママ・ミア」と並んで、ABBA全盛期を代表するキャッチーな誰もが親しめる曲。のちにビヨルンとベニーはアメリカのカントリー・ミュージックを意識したと語っている。

ちなみに、このコーラスを担当したのはビヨルンとベニーの二人。今ならサンプリング処理で簡単に済ませてしまうところだろうが、当時はそんな技術などなく、息つぎなしでワン・コーラスを歌いきった。

『ジ・アルバム』からのセカンド・シングルとして七八年一月にリリースされ、イギリスとオーストリア、ベルギー、アイルランド、メキシコの五カ国でナンバー・ワンを記録。アメリカでもビルボード最高三位をマークし、売り上げ枚数では「ダンシング・クイーン」を超える大ヒットとなった。その他、オランダとジンバブエで二位、西ドイツとスイスで三位、南アフリカで六位、カナダで七位、ノルウェイで八位、フランスで十位を記録。その一方で、当時ABBA・ブームに湧きかえっていたオーストラリアで十二位、ニュージーランドで十四位という結果だったのはちょっと意外。ちなみに日本では一位だった。

 

<歌詞の和訳>

もし、あなたの気持ちが変わったら、

次は私の番よ

私に賭けてみない?

ハニー、私はまだ誰のものでもないわ、

私に賭けてみない?

もし、あなたが私を必要になったら、

知らせてね、あなたの近くにいる

もし、あなたが行く所がなくなったり、

気分が沈んでいる時、

あなたのにぎやかなお仲間が皆行ってしまって、

全く一人ぼっちになってしまったら、

ハニー、私はまだ誰のものでもないわ

私に賭けてみない?

私は、私の最善を尽くすし、

それはウソではないの

もし、私にやらせてくれるなら、

私を試してみない?

私に賭けてみない?

私に賭けてみない?

 

私たちダンスに行けるし、散歩にもいけるわ、

私たちが一緒にいる限り、

音楽を聞いたり、

ちょっとおしゃべりするだけでも、

もっとあなたを知ることができる

あなたとやりたい事があまりにもたくさんあることわかっているでしょ?

あなたと一緒にいる夢をみると

まるで魔法にかかったみたいな気になるわ

あなたは、まるで逃げ出したがって

恋することを恐がっているのね

でも、私は、私があきらめないということを

あながよく知っていると思うわ

 

もし、あなたの気持が変わったら

次は私の番よ

 

ゆっくり時間をあげるわよ、ベイビー

私は急がないの

だっていつかあなたは私のものになるんだもの

あなたは私を傷つけたくないんでしょ

ベイビー、心配しないで、

そんなことはさせないわ、

聞いて

私の愛は、どんな大変な時でも続く程、

とても強いのよ

まるで魔法のように

あなたは私が時間を無駄にしているといったけど

私はあなたを忘れ去ることはできないの

私はあきらめないわ

とてもあなたを愛しているから

 

もし、あなたが気持を変えたら

次は私の番よ

 

「ダズ・ユア・マザー・ノウ」 DOES YOUR MOTHER KNOW 

ミュージカル『マンマ・ミーア!』、特にブロードウェイでは一番盛り上がるのが「ダズ・ユア・マザー・ノウ」の場面だ。ヤマハのアナログ・シンセサイザーを使ったイントロの強烈なベースラインは、この頃から〝ABBA・サウンドの特徴(トレード・マーク)〟となった。ビヨルンがリード・ヴォーカルを担当しているといるが「アクセントをつけると言う意味で、アルバムの中で一曲は僕がリード・ヴォーカルを担っていたんだ」と語っている。

もともとのタイトルは「アイ・キャン・ドゥ・イット」。バハマ滞在中にメロディを書き上げ、ストックホルムに戻ってからバッキング・トラックを完成させた上で、歌詞とタイトルが書き上げた。歌詞のヒントとなったのはビヨルンの読んだ新聞記事で、若い女の子に翻弄される中年男の話。当初はアグネタとフリーダにヴォーカルを任せようと考えていたビヨルンだが、歌詞の内容が女性には不向きだと判断。結果的には、ビヨルンのヴォーカルで成功だったように思える。

アルバムからのセカンド・シングルとして七九年四月に同時リリースされ、ベルギーでナンワー・バンになったほか、アイルランドで三位、イギリスとオランダで四位、スイスで六位、オーストラリアで七位、カナダで八位、ジンバブエで九位、ドイツで十位をマーク。アメリカでも最高十九位にランクされる中ヒットとなった。

ちなみに、ビヨルン曰く「今になって考えると、女性陣が歌ったほうがもっとヒットしていたかもしれない」。ビヨルン(ABBA)特有の〝照れ〟だ。

 

<歌詞の和訳>

君はとても魅力的で

ぼくを悩ましている

それでも君は憂うつ

でも ぼくは君みたいな女の子を相手に

賭けられないんだよ

君の瞳の中に

ぼくにはそうすることの出来ない何かがみえる

君を夢中にさせた君の感覚をぼくは君の顔色に読みとれる

でも キミ 君はまだ子供なんだよ

もちろん

もしそれがおかしいと思うなら

ぼくは君と踊ることもできるよ

君のお母さんは君が外出していることを

知っているのかい

そしたら 多分 すこしいちゃつくかも

君とおしゃべりするよ ベイビー

だけど 君のお母さんは君が外出していることを

知っているのかい

あせらないで

落ち着いた方がいいよ

他にとるべき方法はないんだ

君のお母さんは知っているのかい

あせらないで

冷静になってごらん キミ

ゆっくりとスマートにやってごらん

君のお母さんは知っているのかい

君の望んでいることはわかっているさ

でも そんな種類の楽しみを求めるには

君は若すぎるみたいだ

そう 多分 ぼくがそのたった1人の人間ではないよ

君はとても可愛らしいし

ぼくは君のスタイルが好きだよ そして君がその微笑を

チラリとぼくにくれた時

君の意味していることはわかったよ

でも キミ 君はまだほんの子供なんだよ

 

“The Show A Tribute To ABBA” JAPAN 2018
♬ SUMMER NIGHT CITY / サマー・ナイト・シティ
♬ TAKE A CHANCE ON ME / テイク・ア・チャンス
♬ I DO I DO I DO I DO I DO / アイ・ドゥ、アイ・ドゥ
♬ FERNANDO / 悲しきフェルナンド

– ACOUSTIC MEDLEY – ~アコースティックメドレー〜
♬ I have a dream / アイ・ハヴ・ア・ドリーム
♬ Slipping through my fingers / スリッピング・スルー
♬ Honey Honey / ハニー、ハニー
♬ SOS / SOS
♬ Our last summer / アワ・ラスト・サマー

 

♬ THATS ME / ザッツ・ミー
♬ INTERMEZZO / インテルメッツォ・ナンバー・ワン
♬ EAGLE / イーグル
♬ VOULEZ VOUS / ヴーレ・ヴー
♬ I HAVE A DREAM / アイ・ハヴ・ア・ドリーム
**only when there is a children choir 子どものコーラスが入る時のみ演奏
♬ THE WINNER TAKES IT ALL / ザ・ウィナー
♬ ONE MAN ONE WOMAN / ワン・マン、ワン・ウーマン
♬ MAMMA MIA / マンマ・ミーア
♬ KNOWING ME KNOWING YOU / ノウイング・ミー、ノウイング・ユー
♬ MONEY MONEY MONEY / マネー・マネー・マネー
♬ CHIQUITITA / チキチータ
♬ DOES YOUR MOTHER KNOW / ダズ・ユア・マザー・ノウ
♬ DANCING QUEEN  / ダンシング・クイーン
♬ GIMME! GIMME! GIMME! / ギミー!ギミー!ギミー!
♬ SUPER TROUPER / スーパー・トゥルーパー
♬ SO LONG / ソー・ロング

 

-extra- アンコール
♬ WATERLOO / 恋のウォータールー
♬ THANK YOU FOR THE MUSIC / サンキュー・フォー・ザ・ミュージック

ツアースケジュール

・9/17(月・祝)13:30開場:新宿文化センター

・9/17(月・祝)17:30開場:新宿文化センター

・9/18(火)18:30開場:新宿文化センター

・9/19(水)18:30開場:新宿文化センター*千秋楽

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