こんばんは。


私が現在所有している

マーラー/交響曲第3番の音源数は、52音源であります。


以下がその音源であります。





1.ボールト/BBC交響楽団(1950)

2.ミトロプーロス/ニューヨークP(1954)

3.シェルヘン/ライプチィヒRSO(1960)

4.シュリヒト/シュトゥットガルトRSO(1960)

5.バーンスタイン/ニューヨークP(1961)

6.コンドラシン/モスクワPO(1961)

7.ハイティンク/コンセルトヘボウO(1966)

8.ラインスドルフ/ボストンSO(1966)

9.クーベリック/バイエルンRSO(1967)

10.クーベリック/バイエルンRSO(1967)

11.バルビローリ/ベルリンPO(1969)

12.ホーレンシュタイン/ロンドンSO(1970)

13.バーンスタイン/ウィーンPO(1972)

14.レヴァイン/シカゴSO(1975)

15.メータ/ロサンジェルスP(1978)

16.テンシュテット/ロンドンPO(1979)

17.アバド/ウィーンPO(1980)

18.ノイマン/チェコPO(1981)

19.ショルティ/シカゴSO(1982)

20.レーグナー/ベルリンRSO(1983)

21.ケーゲル/ドレスデンPO(1984)

22.インバル/フランクフルトRSO(1985)

23.マゼール/ウィーンPO(1985)

24.ベルティーニ/ケルンRSO(1985)

25.テンシュテット/ロンドンPO(1986)

26.バーンスタイン/ニューヨークP(1987)

27.ハイティンク/ベルリンPO(1990)

28.タバコフ/ソフィアPO(1990)

29.メータ/イスラエルPO(1992)

30.シノーポリ/フィルハーモニアO(1993)

31.ジョルダン/スイス・ロマンドO(1994)

32.ノイマン/チェコPO(1994)

33.朝比奈隆/大阪PSO(1995)

34.サロネン/ロサンジェルスP(1997)

35.ラトル/バーミンガム市SO(1997)

36.ギーレン/南西ドイツRSO(1997)

37.アバド/ベルリンPO(1999)

38.小林研一郎/チェコPO(1999)

39.ケント・ナガノ/ベルリン・ドイツSO(1999)

40.小林研一郎/日本PSO(2001)

41.ブーレーズ/ウィーンPO(2001)

42.ティルソン・トーマス/サンフランシスコSO(2002)

43.ビシュコフ/ケルンRSO(2002)

44.ザンダー/フィルハーモニアO(2003)

45.シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウO(2003)

46.アルミンク/新日本PSO(2003)

47.メータ/バイエルンRSO(2004)

48.マーツァル/チェコPO(2005)

49.ジンマン/チューリヒ・トーンハレO(2006)

50.ハイティンク/シカゴSO(2006)

51.メルクル/フランス国立リヨンO(2007)

52.アバド/ルツェルンFO(2007)


この交響曲第3番は演奏時間が約100分を要します。

それゆえ、どうしても敬遠される曲となっているようです。


このアバドVPO盤は、

第一部  第一楽章 34’17

第二部  第二楽章 9’29

       第三楽章 16’57

       第四楽章 10’43

       第五楽章 4’30

       第六楽章 26’38


比較的ゆっくりしたテンポで壮大なシンフォニーを歌い上げていくのです。



もしこのアバドVPO盤を一言で表現したとすると、



「愛とロマンと苦悩から幸せへの行進」



となるでしょうか。。。








やはり、この曲を聴くとき、第一楽章と第六楽章の二つの楽章に比重がかかります。




第一楽章冒頭より高らかでありながら、深みのあるホルンの強奏は、他の演奏とは次元の違う世界を感じます。


そして、あの有名なTbのソロが奏されます。

このTbソロは多くのものを聴き比べたことがあります。

ほんと様々です。

ここでのTbソロは、マーラー自身の強い心を鼓舞するがごとく、精一杯のギリギリの気持ちを伝えていきます。

素晴らしい。


そして、展開部へと入っていくわけですが、もうこの辺りからたまりません。


ここでもっとも好きな部分、HrとVnがソロで絡み合う部分であります。

お互いが主張をするわけですが、勝手気ままな二人の主張が、いかにも微笑ましいのです。

マーラーとアルマのわがままな会話なのでしょうか。。。

この部分はアバドVPO盤、絶品の部分であります。


そして、テンポがマーチに変わり、最大の山場、「Mのテーマ」へ突入していきます。


それは転調した部分です。


Tbの主題の強奏のチカラを借りて、高らかにうたうピッコロ。

鼓舞し突き上げて、頑張れ!って叫ぶ部分であります。


私はこのたった4章節の部分に何度助けられたことでしょう。


この転調部分において、アバドVPO盤を上回る録音は存在しません。

そしてこれだけ、勇気を与えるトロンボーンに気合を入れてくれるピッコロは他にありません。


ここに私は「Mのテーマ」と名付けました。

Mahler、ありがとう。abbado、ありがとう。


この部分はいつも私の頭の中で流れているのです。

そしてチカラを与えてくれているのです。



その後圧倒的な推進力の中で、クライマックスを迎えます。

このあたりにくると、私は「もうあまり覚えていません」という興奮状態です。



そして再現部が始まり、終曲へ向かっていきます。


ここで再度出てくるTb。

この哀愁は、これもまたマーラーの象徴でしょう。


そして最後、行進がはじまります。


そしていよいよ

第二の「Mのテーマ」が奏されるのです。

Hrの堂々たる歌いにFlとVnが微笑むのです。


そして出てくるHの2分音符。

ドー・シー・ドーと歌われるのです。

心の中を見透かされている感覚です。


その後出てくるTpソロのアルマの声。

最後のAの音が3章節伸ばされるのです。

これは絶対聴こえないといけない。


そして盛大な中、第一楽章が終了します。




私はこの第一楽章なしでは、今までやってこれなかったかもしれない。

元気をもらい、勇気をもらい、慰め、そして背中を叩いてくれたのです。





今、オリンピックで世界は盛り上がっています。


先日の北島選手の2冠達成、本当に感動しました。


凄い選手です。



でももし北島選手が、最愛の大切な人であったなら、気持ちはどうでしょう。




私にとって、

マーラー交響曲第3番における

アバドVPO盤とは


最愛の北島選手を想う気持ちに似ているかもしれません。




さて長くなりましたので、後半は次回にお伝えしたいと想います。


宜しくお願いいたします。。。(doi)/abbadoiさん






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