春日大社から東大寺までは直線距離でだいたい1kmちょっとだと思われますが、

途中で道に迷ってしまったので時間がかかりました😅

で、とうとうやって来ましたよ。私が見たかった南大門!

 

 
GW明けということもあり、
とにかく修学旅行の生徒さんが多かった。
班ごとに分かれた自由行動。
好きな子と同じ班になれたらすごく嬉しいのでしょうね…(私は経験無いけど)
          

東大寺の正門であり、
重源上人が鎌倉時代に再建させた南大門。
 
建仁3年に運慶や快慶が造像した金剛力士像は、
像高8.4mという日本最大の木造仁王像だそうです。
 

口を開けている阿形(あぎょう)と閉じている吽形(うんぎょう)

 

     

                           

 

2体で「宇宙の始まりと終わり=万物」を表しているそうですが、

その気迫に満ちた、躍動感溢れる仁王像には圧倒されました。
しかも、わずか69日で完成させたという
仏師たちの意気込みというか熱量を、
全身で受け止めながら鑑賞しました。

 

            

 

門の裏側には狛犬(石獅子像)が立っていて

重要文化財に指定されているそうです。

  

   

 

では、大仏さまにお逢いしてきましょう。
大仏殿、立派ですね。緑に映えて美しい!
 
   
 
 
でも、こちらもやっぱり大勢の観光客。
 
奈良時代、聖武天皇が国民の幸福を願って創建した大仏さま。
 
    
 
『大人になってから拝観すると、学生の頃とは別の感動がある』と
ガイドブックに書かれていましたが、
 
           
 
「もっと大きくなかったっけ?」という
かなり失礼な印象を受けたのは、
当時、私が若くて小さな学生だったのと、
タイやベトナムなどアジアの国々で大きな仏像を目にしてきたから…
なのかもしれません。

とはいえ、戦乱に巻き込まれ復興や修復を重ねながらも、
国民を見守り慈悲の光を照らし続けている大仏さまに深く感謝いたしました。
 
  
 
    
 
    
 
      
 
      
 
観光スポット等での、『○○をすると願いが叶う』的なイベントが大好きな私は、
大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐり抜けると願いが叶うという
"穴くぐり"をぜひやってみたかったのですが、
ご覧のとおり長蛇の列。
    
 
果敢に挑んだ修学旅行の女子生徒に
心で声援を送りました。
 
    
 
大仏殿入り口の外にあった
"びんずる様"の膝関節を撫でて
「何歳になっても楽しく旅を続けられますように」とお願いをして、
東大寺ミュージアムに向かうことにしました。
 
   
 
 

 
本当はお水取りで有名な二月堂にも行きたかったのですが、
結構な距離があるようなので断念。
 
若者たちには「気軽に午前中でまわれるコース」なのかもしれませんが、
シニア女子には春日大社→東大寺を徒歩で見て回るのはひと苦労です。
   
 
最後の東大寺ミュージアムには
カフェや座れる場所もあって助かりました。
 
ポスターを撮影したものですが、
国宝の菩薩立像2体と中央の千手観音立像(重要文化財)は特に素晴らしかったです↓
 

 

    
 
ミュージアムの入口横にあった大仏さまの手の模型に驚きつつ
東大寺を後にしました。
   
 
 

 そしてこちらが東大寺の御朱印です。