圓教寺は966年に性空上人によって開かれた天台宗のお寺で、
「西の比叡山」とも呼ばれているそうです
岩山の中腹に建つ、懸造りの摩尼殿の舞台は見上げると圧巻です。
なんと、こちらでは建物内の撮影OKとのこと。
祭壇奥の観音像を、画像として残せるのはありがたいことです。
性空上人が桜の霊木に生木のまま彫られた如意輪観音像は、
摩尼殿の本尊でしたが1492年に焼失。
今回公開されるのは同木の如意輪観音像で
2006年の発見以来、未公開の奥秘仏だそうです。
画像では大きく見えますが、
実際は2メートルにも満たない小さなケースに納められております。
他の方たちが順番を待っておられるので、
撮影に時間をかけず、肉眼でじっくりと拝観いたしました(実はピンボケだった)
舞台の上から眺める風景。蝉しぐれだけが聞こえる静寂のひと時でした。
御朱印は直書きで拝受できました。
ここから、けっこう険しい山道を、
次の「三つの堂」に向かって進みます。